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L字型はもう古い? CPUブロックを覆うキューブ型ディスプレイ「MINECUBE 360 Ultra ARGB」やMOD PCを見てきたCOMPUTEX TAIPEI 2025

Thermaltake(サーマルテイク)のブースでは、CPUブロック全体を覆うキューブ型ディスプレイ「MINECUBE 360 Ultra ARGB」や、MOD PCなどユニークなモデルが並んでいた。

 5月20日から始まったイベント「COMPUTEX TAIPEI 2025」では、さまざまなメーカーがブースを展開している。ゲーミングデバイスや多彩なPCパーツをとりそろえているThermaltake(サーマルテイク)のブースでは、9台のレーシングシミュレーターを設置したり、奇抜なMOD PCを並べたりしていたが、注目は簡易水冷クーラーのCPUブロックを覆う「MINECUBE 360 Ultra ARGB」の展示だ。


サーマルテイクのブース

CPUブロックを液晶ディスプレイで覆い尽くす! 新型ケースも続々

 MINECUBE 360 Ultra ARGBは、CPUブロック部分に720×720ピクセル表示対応の3.95型液晶ディスプレイを備えた簡易水冷クーラーで、標準でデイジーチェーン接続が可能な磁気コネクター「MagForce 2.0」に対応した12cm角ファン「SWAFAN EX12 ARGB」を備えている。

 画面表示やライトのカラーは専用ユーティリティー「TT RGB PLUS」で制御できる。

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ブースに展示されていた「MINECUBE 360 Ultra ARGB」。CPUブロックが液晶ディスプレイで覆われているのが分かる

MINECUBE 360 Ultra ARGBの概要

 もう1つ、「Project:Edge」として参考出品されていた12cm角の冷却ファンも注目だ。磁気コネクターでファン同士を接続可能なのに加え、ファンの側面に着脱式の液晶ディスプレイを備えており、画面をまたいでのアニメーション表示にも対応する。


冷却ファンの側面に着脱式の液晶ディスプレイを並べている

黒と白のモデルが展示されていた

こちらはCES 2025で発表された、6.67型の曲面AMOLEDを備えた簡易水冷クーラー「MAGCurve 360 Ultra ARGB Sync AIO Liquid Cooler

PCケース「The Tower 600」をはじめ、「TR100 Mini Tower」などもWoodバージョンが展示されていた

サーマルテイクが開催している「CaseMOD Invitational」の作品が展示されていた。こちらはアクションRGBゲーム「黒神話:悟空」をモチーフにしたMOD PC。The Tower 600 Mid Towerをベースにしている

こちらもThe Tower 600 Mid Towerがベースだ

和風モデルの姿もあったが、組み立て中だった

サーマルテイクといえば、レーシング製品などのデバイスでもおなじみだ

ほぼ180度がディスプレイで埋まると、没入感が格段に増す

ホワイトカラーでそろえたコクピット

ブースの外周にレーシングシミュレーターが設置されている

合計で9台のシミュレーターが並んでいた。一般参加の最終日は、大混雑で待ち行列ができるのは避けられそうにない

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