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Windows 10からの乗り換えに好適! 12万9900円から購入できるCopilot+ PC「OmniBook 7 Aero 13-bg」を試して分かったこと(1/5 ページ)

手頃な価格で購入可能なAI PCである日本HPの「HP OmniBook 7 Aero 13-bg」を試してみた。

 4月11日に、HPのロングセラーモデルである「Pavilion Aero 13」の後継モデルとして、「OmniBook 7 Aero 13-bg」が新たに発売された。

 Pavilion Aero 13の良さを踏襲しつつ、最新のCopilot+ PCに対応しながら12万9900円から購入できる手頃さが魅力だ。筆者も2024年にPavilion Aero 13を利用していたので、OmniBook 7 Aero 13-bgの実機を手元に用意して、外観やパフォーマンス等その魅力に迫っていこう。


税込み12万9900円から購入できる日本HPの「OmniBook 7 Aero 13-bg」。ボディーカラーは評価機のグレイシャーシルバーの他に、セラミックホワイトもある

OmniBook 7 Aero 13-bgの外観をチェック!

 OmniBook 7 Aero 13-bgは13.3型の持ち運びやすいノートPCで、画面解像度はアスペクト比16:10のWUXGA(1920×1200ピクセル)対応の非光沢ディスプレイを採用している。

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 よくあるモバイルノートPCは、アスペクト比が16:9のフルHD(1920×1080ピクセル)となるが、それらと違って縦の表示領域が大きい点や映り込みが少ないノングレア処理のパネルを採用していることなど、Pavilion Aero 13の強みをそのまま引き継いでいる。


13.3型で縦の表示領域がフルHDより広いWUXGA(1920×1200ピクセル)のディスプレイを採用している。画面輝度は最大400ニトとなっている

本体重量は1kgを切る約970gで、厚さも20mmを切る16.5mmと薄型ボディーだ

 さらに目を引くのが、12万9900円から購入できるノートPCながら、重量は最軽量モデルの場合で約970gと、従来モデルから約20gの軽量化が図られている。

 13万円切りで超軽量ノートPCを購入できる点は、ユーザーにとっては非常に魅力的な製品と言える。なお、最上位モデルのパフォーマンスプラスモデルについては重量が約30g増えるが、それでも軽量モバイルノートPCであることに変わりはない。

インタフェースはシンプルながら必要十分な構成

 軽量モバイルPCは、薄さや軽さのメリットを得られる反面、外部インタフェースが極端に少ないモデルもあるが、OmniBook 7 Aero 13-bgは右側面にUSB Power Delivery(PD)による電源供給と、DisplayPort Alternate Modeの画面出力、電源オフ時のUSBチャージ機能に対応したUSB Type-C端子が2基、HDMI出力端子が1基、そして10Gbpsに対応したUSB Standard-A端子が1基用意されている。

 外出先で充電しながら利用したとしても、USB Type-CポートとUSB Standard-Aポートと右側面にあるUSB Standard-Aポートをそれぞれ1基ずつ利用できるため、持ち運び用のノートPCであれば必要十分な構成だ。

 また、USB Type-CポートはUSB PDと映像出力機能が用意されており、オフィスや自宅でUSB PDに対応した外部ディスプレイに接続すれば、ケーブル1本で充電から映像出力まで対応できる点は、OmniBook 7 Aero 13-bgをメインPCとして利用するユーザーにとっては非常に便利だ。

 残念ながら、microSDメモリーカードやSDメモリーカードスロットは省かれており、デジカメで撮影した写真を取り込む場合は、別途USB接続のカードリーダーを使うことになる(デジカメがUSB Type-Cでのデータ送信に対応していない場合)。


10Gbpsに対応したUSB Type-C端子が2基、USB Standard-A端子に加え、HDMI出力端子を搭載する

左側面は非常にシンプルで、5GbpsのUSB Standard-A端子、ヘッドフォン/マイク入力端子のみとなる
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