レビュー

PCIe 5.0対応の最新SSDに換装! 専用ツールを使えば移行もスムーズ(2/4 ページ)

SSDの換装は、PCのパワーアップで効果的な強化方法だ。今回はPCIe 5.0対応のSSDを最新モデルに交換してみた。

※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

クローン作業と外付けSSDケースの活用も

 外付けSSDケースにSSDを取り付けたら、移行元のデスクトップPCにデータ移行用のアプリを導入しよう。Samsung用のSSDには、無料で利用できる「Magicianソフトウェア」が公開されており、これを使って各種テストやファームウェアの更新、さらにはデータ移行も手軽に行える。

 無料のクローン系アプリも数多いが、ユーザー登録や有償版へのアップグレード案内が送られてくるなど余計なものが多いので、Samsung製SSDを使う場合はMagicianソフトウェアを利用するのがお勧めだ。


SamsungのWebサイトで公開されている「Magicianソフトウェア」。イラストはやや怪しい印象を受ける

Magicianソフトウェアは、コンシューマー向けSamsung製SSDで利用できる

ダウンロードは無料で行える。Window用だけでなく、macOS用やAndroid用もある

ダウンロードしてインストーラーを起動するだけで導入が済む

Magicianソフトウェアの画面。さまざまな機能が用意されている

ファームウェアのアップデートも可能だ

 OSを含めたデータ移行を行う際に気をつけたいのが、元のドライブを暗号化している場合だ。事前に暗号化を解除する必要があるが、Magicianソフトウェアではチェック機能が用意されており、暗号化されていると複製ができないというアラート画面が表示される。

advertisement

 もしその画面が表示されたら、Windowsの「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「デバイスの暗号化」をオフに切り替えよう(Windows 11 Homeの場合)。Windows 11 Proで利用できる暗号化技術のBitLockerも同様の手順で変更可能だ。


データ移行用の「Data Migration」を使って、現行のSSDから新しいSSDにOSごとクローン作業を行う。作業はターゲットのドライブを選ぶだけでいい

スタートボタンを押すと警告が表示される。今回はターゲットドライブが新品(データなし)なので気にせずOKボタンを押せばいい

 今回は、OSを含めて約620GBのデータのクローン作業だったが、20分程度で作業が完了した。コピーが終わったら、PCの電源を落としてSSDを付け替えるだけで移行作業は完了する。

 ちなみに、外付けSSDケースはデータ移行が終わった後も、古いSSDを入れて外部ストレージとして活用可能だ。その際に注意したいのが、高速なストレージを利用する際はデバイス マネージャーから書き込みキャッシュを有効化しておく必要があることだ。


デバイス マネージャーで外付けSSDケースに入ったドライブをクリックし、ポリシーにある「クイック取り外し」をオフにしよう

そして「高パフォーマンス」と「デバイスの書き込みキャッシュを有効にする」にチェックを入れてOKボタンを押すだけだ

こちらはデバイス マネージャーの設定を変えずに、ケース前面のUSB Type-C端子(20Gbps)に接続したCrystalDiskMark 8.0.6のスコア。それでも高速だ

こちらもデバイス マネージャーの設定を変えずに背面のThunderbolt 4端子に接続した場合のスコア。外付けデバイスとしては十分に高速だが、書き込みがガクンと落ちているのが分かる

デバイス マネージャーの設定を変えたところ、キャッシュが有効になってさらに高速になった

 それでは、換装後の違いを見ていこう。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.