レビュー

フルモデルチェンジした「ScanSnap iX2500」を試す 細かな使い勝手の向上で、スキャンの手間は減るか?(4/4 ページ)

データ化しなければいけない紙書類が山積みになってようやく重い腰を上げ、スキャンする――緊急性がない作業だけにしかかりにエネルギーを使う。最新のPFU「ScanSnap iX2500」は簡単さをウリにしている。本当に簡単で、面倒くささがないのだろうか。じっくり試してみた。

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iX1500と比べてみた

 前モデルのフラグシップモデルであるiX1500の比較も簡単に行っていきたい。まずは外観だ。


左がiX1500、右がiX2500

左がiX1500、右がiX2500。比べてみると、iX1500も思っていたより角ばっていた

背面から見たiX1500(写真左)とiX2500(写真右)

真上から見たiX1500(写真下)とiX2500(写真上)。iX2500のほうが、若干、フットプリントが大きくなっている

給紙カバーとスタッカーを開けたところ。iX2500のスタッカーは傾斜が強くなっている

タッチパネル部の比較。iX2500では物理ボタンがあるものの、タッチパネルが大型化している

 スキャン速度はどうだろうか。40枚程度のカラー原稿をセットしてスキャンした。保存先はローカルフォルダの「ScanSnapテスト」、原稿はカラー、読み取りは両面、読み取り解像度は自動とした。

iX2500がスキャンし終えてから20秒後に、iX1500のスキャンが終わった。スキャンの高速化を体感できた

 今回のレビューを通して、毎分45枚の高速スキャン、プロファイル設定の作りやすさ、名刺・レシートガイドの取り回しのしやすさなど、前モデル以上に使い勝手が良いiX2500は、スキャンするハードルをぐんと下げてくれるスキャナーだと感じた。

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(製品協力:PFU

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