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「macOS Tahoe」(macOS 26)は9月16日に公開 「Liquid Glass」の採用や「Spotlight」を強化
Appleがスペシャルイベントを開催し、macOSの新バージョン「macOS Tahoe 」を9月16日に正式リリースすることが明らかになった。
Appleは9月10日、次期バージョンのmacOS「macOS Tahoe」(macOS 26)を9月16日に配信する。他のOS「iOS 26」「iPadOS 26」「watchOS 26」「visionOS 26」と同様にバージョンは「26」で統一されている。
「Liquid Glass」の採用 「Spotlight」も大幅にアップデート
macOS Tahoeは新OS共通の新しいデザインである「Liquid Glass」を採用し、メニューバーやコントロールセンターなどがガラスのような光沢や透明感が再現された見た目に変わる。また、壁紙に合わせたテーマにも設定可能だ。
検索機能の「Spotlight」も大幅にアップデートし、キーボード操作だけで多くのアクションを実行できるようになる。Apple Intelligenceの機能も強化され、リアルタイムな翻訳表示機能「Live Translation」や、時間や行動をきっかけに動作するショートカットを自動で実行する機能などを備える。
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インストール済みのゲームアプリを一括管理できる「Apple Games App」も導入される。グラフィックスAPIにはMetal 4が導入され、フレーム補間やノイズ除去機能などを実装した。
macOS Tahoe対応モデル
macOS Tahoeが動作するモデルは下記の通りで、発表時にあった通り本バージョンをもってIntel製CPUを搭載するMac(Intel Mac)のサポートを打ち切る。macOS TahoeがサポートするIntel Macは、かなり限られる形だ。
- 13インチMacBook Pro(2020/Thunderbolt 3×4基を備えるモデル)
- 16インチMacBook Pro(2019)
- MacBook Pro(Apple Silicon搭載/2020以降)
- MacBook Air(Apple Silicon搭載/2020以降)
- Mac Pro(2019以降)
- Mac mini(2020以降)
- Mac Studio(2022以降)
- iMac(2020以降)
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