バッテリーレスのポータブルゲーミングPC「GPD WIN 5」の実機を見てきた “3つの世界初”に価値はある?(1/3 ページ)
天空が、中国GPDのポータブルゲーミングPC「GPD WIN 5」の取り扱いを開始した。同機の最大の特徴はバッテリーを内蔵しておらず着脱式にしたことだ。発表会には実機も展示されていたので、その他の特徴や短いながらもハンズオンの様子を紹介する。
天空が中国GPD TechnologyのポータブルゲーミングPC「GPD WIN 5」の販売を12月27日に始める。価格は26万8000円からで、既に予約受け付けも開始している。報道陣向けに発表会が行われたので、その模様をお届けしよう。
バッテリー外付けの“ポータブル”ゲーミングPC
GPD WIN 5は“3つの世界初を搭載したポータブルゲーミングPC”をうたった製品だ。1つはポータブルゲーミングPCとして初めてプロセッサにAMD Ryzen AI Max+ 395を搭載したこと、2つ目は着脱式バッテリーを採用したこと、3つ目は拡張スロットにMini SSDを搭載したことだという。
1つ目の特徴であるRyzen AI Max+ 395は、NVIDIA GeForce RTX 4060に匹敵するゲーミング性能、そしてトータルで最大126TOPSのAI処理性能を内包している。
天空ではRyzen AI Max+ 395(内蔵グラフィックスはAMD Radeon 8060S)を搭載した2製品(64GB/SSD 4TB、メモリ32GB/SSD 2TB)の他、AMD Ryzen AI Max 385(内蔵グラフィックスはAMD Radeon 8050S)を搭載した1製品(32GB/SSD 1TB)を取り扱う。
価格は順に36万8000円、30万8000円、26万8000円だ。ちなみに先行予約で5000円引きになるキャンペーンも実施する。
GPD WIN 5では、高負荷時でも安定して動作するように出力180WのACアダプターを採用している。なお、接続時は最大85WのTDPで稼働する。
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