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Z世代向けノートPC「LAVIE SOL」にCopilot+ PCモデル登場 Androidタブレット「LAVIE Tab」にはペン付属の大画面モデル

NECパーソナルコンピュータ(NECPC)が、Z世代をターゲットとするノートPC「LAVIE SOL」の新モデルを投入する。新モデルの中位/上位モデルはCore Ultra 200Vプロセッサを搭載し、Microsoftが定める「Copilot+ PC」に準拠した。スタンダードノートPCや、Androidタブレットの新モデルも登場する。

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 NECパーソナルコンピュータは10月28日、13.3型ノートPC「LAVIE SOL」「LAVIE N13 Slim」の新モデルと、11型Androidタブレット「LAVIE Tab T11N」を発表した。新製品は10月30日から順次販売を開始する予定で、LAVIE SOL/LAVIE N13 Slimについては、Web直販「NEC Direct」限定で一部仕様をカスタマイズできるCTOモデルを購入可能だ。

LAVIE SOL:一部モデルがCopilot+ PC準拠に

 LAVIE SOLは、いわゆる「Z世代」をターゲットに据えたモバイルノートPCで、今回は2024年11月に発表されたモデルをベースとして、全モデルで512GB SSDを標準化した他、新たに「Copilot+ PC」準拠のCore Ultra 200Vプロセッサ(開発コード名:Lunar Lake)搭載モデルを追加した。

 量販店モデルは以下の3種類を取りそろえている(価格はメーカー想定:以下同)。

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  • S1355/LA(Core i5-1335U/16GBメモリ/512GB SSD):19万7780円前後
  • S1365/LA(Core Ultra 5 226V/16GBメモリ/512GB SSD):21万9780円前後
  • S1375/LA(Core Ultra 7 258V/32GBメモリ/512GB SSD):24万7289円前後

 OSはいずれもWindows 11 Homeをプリインストールし、Microsoft Office Home & Business 2024のライセンスとMicrosoft 365 Basicの1年間利用権が付帯する。

 JEITAバッテリ動作時間測定法 Ver.3.0に基づくバッテリー駆動時間は、S1355/LAが従来モデルから据え置き(アイドル時で最長23.2時間/動画再生時で最長10.8時間)なのに対して、S1365/LAとS1375/LAはアイドル時で最長34.3時間/動画再生時で最長23.2時間と大きく伸びている。

LAVIE SOLのボディーカラーは上から時計回りに「ムーンライトブラック」「プラチナシルバー」「フェアリーパープル」の3種類で変わりない

LAVIE Direct SOL

 CTOモデルの「LAVIE Direct SOL」は、大きく分けると「第13世代Core Uプロセッサ構成」「Core Ultra 200Vプロセッサ構成」の2つに分かれており、量販店モデルにはない以下のCPU(SoC)を選択可能だ。

  • 第13世代Core Uプロセッサ構成
    • Core i3-1315U
    • Core i7-1355U(本CPUを選択した場合は32GBメモリを選択可)
  • Core Ultra 200Vプロセッサ構成
    • Core Ultra 5 228V(32GBメモリ)
    • Core Ultra 7 256V(16GBメモリ)

 SSDの容量は256GB/512GB(標準)/1TBから選べる。OSはWindows 11 Homeに加えてWindows 11 Proも用意している。

LAVIE N13 Slim:下位モデルのSSD容量をアップ+プリインアプリ追加

 LAVIE N13 Slimの新モデルは、2024年冬モデルのマイナーチェンジ版で、下位モデルのSSDを512GBに増量した他、プリインストールアプリとして「LAVIE AI Plus Hint」を追加している(本アプリはLAVIE SOLの新モデルにも搭載)。量販店モデルは以下の2種類を取りそろえている。

  • N1355/LA(Ryzen 5 7535HS/16GBメモリ/512GB SSD):18万1280円前後
  • N1375/LA(Ryzen 7 7735HS/16GBメモリ/512GB SSD):19万2280円前後

LAVIE N13 Slimのカラーは上から「ライトシルバー」「ポーラーブルー」で変わりない

LAVIE Direct N13 Slim

 CTOモデルの「LAVIE Direct N13 Slim」では、量販店モデルにない「Ryzen 3 7535HS」を搭載する構成を用意している(本構成のメモリは8GB固定)。SSDは256GB/512GB/1TBから選択可能だ。

LAVIE Tab T11N:ペン付属で便利に使える

 LAVIE Tab T11Nは、従来の「LAVIE Tab T11」のペン対応モデルを置き換えるミドルハイエンドモデルで、単6形乾電池駆動の「デジタルペンB」が標準で付属する。価格は4万9280円前後で、本製品のみ11月13日以降の発売を予定している。


新登場の「LAVIE Tab T11N」

 ディスプレイは2560×1600ピクセル表示/90Hz駆動対応の11型液晶で、プロセッサ(SoC)はMediaTekの「Dimensity 6300」している。

 付属のデジタルペンBは、従来モデル用のペンと比べて遅延(レイテンシー)が最大40%改善しており、書き味(描き味)がより自然になったという。

 OSはAndroid 15をプリインストールし、メモリは8GB、内蔵ストレージは256GBを備える。無線LANはWi-Fi 5(IEEE 802.11ac)で、Bluetooth 5.2も利用可能だ。

 純正オプションとして、本モデル専用のスタンドカバー付きキーボード(1万978円前後)、タブレットカバー(7678円前後)とガラス保護フィルム(2728円前後)も同時に発売される。

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