手のひらサイズで気軽に持ち運べるトラックボール「bitra」を試す 選べるカラーと親指/人差し指操作(2/3 ページ)
エレコムが、コンパクトで持ち運びにぴったりなトラックボール「bitra」の新モデルを発表した。ものが小さくなれば、それだけ作業に影響を与えやすいのだが、本製品はむしろ作業効率を向上させる。そう感じた理由を紹介したい。
クイックペアリング対応でスムーズな接続
M-MT2MRSを接続する前に、デスクトップPCであれば有線マウスを用意しておこう。マウス操作が必要になるからだ。タッチパッドを搭載するノートPCや、PCのディスプレイがタッチ操作に対応していればそのまま進めて問題ない。
まずはM-MT2MRSに電池を入れ、電源をオンにすると自動的にペアリングモードに入る。Windows PCの場合はクイックペアリングが立ち上がるので、そのまま「接続」ボタンをクリックしよう。
クイックペアリングが表示されている間に接続し損ねた、あるいはM-MT2MRSの電源スイッチをオンにするのが2回目以降という場合には、ペアリングボタンを3秒間長押ししよう。これでペアリングモードに入り、前述したのと同じようにクイックペアリングが立ち上がる。
クイックペアリングができない場合は、設定からBluetooth接続へと移動してペアリング設定をしよう。
設定から「Bluetoothとデバイス」→「デバイスの追加」→「Bluetooth オーディオデバイス、マウス、キーボード、電話、ペン、コントローラーなど」と進みペアリングする。ペアリングが完了すれば、このように「bitra」が表示される
実のところ、筆者はトラックボールをまともに使ったことがない。しかもマウス操作は左手で行っているので、右手で繊細なトラックボール操作を行えるか不安だったし、各ボタンの役割もよく分かっていない。なので、まずは習うより慣れろということで、ボールをぐるぐる回しながらクリックするという標準操作の練習を行った。
最初のうちは、ボールに乗せた人差し指が生まれたての小鹿のようにプルプルと震えてしまい、思うようにマウスカーソルを動かせなかったし、狙った場所のクリックや、ドラッグ&ドロップも難しかった。
しかし、1時間ほど練習するうちに、中指を人差し指第一関節あたりに添えると安定すること、クリック操作時に人差し指をトラックボールから離すことなどを心がけたところ、生まれたての小鹿状態から脱することができた。
現時点で、ボールの操作自体は何となくさまになってきたように思うが、長年の癖でふとした瞬間にトラックボール製品そのものを上下/左右に動かしてマウスカーソルを動かそうとしている自分に気付く。この際、普段の左手操作から右手でのトラックボールに切り替えたいので、練習あるのみということなのだろう。
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