レビュー

ブラックフライデーセール期間だからこそ悩ましい Googleの「Pixel Buds 2a」を試して分かったこと(1/3 ページ)

Googleの新型イヤフォン「Pixel Buds 2a」は、廉価モデルの最新モデルとなる。上位モデルの「Pixel Buds Pro 2」と比べつつ、進化点を確認した。

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 「Pixel Buds 2a」は、Googleの新型ワイヤレスイヤフォンだ。同社の直販サイト「Googleストア」での価格は2万3800円で、カラーバリエーションはIrisとHazelの2色展開となる。

 2024年9月に発売された「Pixel Buds Pro 2」に続く最新モデルで、Pixel Budsシリーズとしては6世代目となる。廉価版モデルとしては2世代目で、2021年発売の「Pixel Buds A-Series」以来、実に4年ぶりの新モデルとなる。

 廉価版とはいえ、Pixel Buds 2aはPixel Buds A-Seriesから大きく進化し、形状はPixel Buds Pro 2を踏襲した。また、アクティブノイズキャンセリング(ANC)を搭載するなど、Pixel Buds Pro 2と機能差が少ない印象がある。実際のところ、Pixel Buds Pro 2と比較して何が異なるのか、仕様を確認しつつ紹介していこう。

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Googleの新型ワイヤレスイヤフォン「Pixel Buds 2a」。写真のカラーはIrisだ

パッケージを開けたところ。パッケージは最近のPixelシリーズと同じく紙製だ

付属品一覧

Pixel Buds 2aのデザインとフィット感

 イヤフォンの形状としては、Pixel Buds A-Seriesから大きく変わり、ほぼPixel Buds Pro 2と同じになった。耳道に挿入後、ひねることでフィット感を調整するスタビライザー(固定用アーチ)も搭載している。

 イヤフォン自体の重さも約4.7g(Mサイズのイヤーチップを使用時)で同じだ。ちなみに、Pixel Buds A-Seriesの重さは約5.06gだったので、約0.36gほどだが軽量化されたことになる。


充電ケースの見た目もPixel Buds Pro 2に近い。ケース単体の実測重量は38.7g(両イヤフォン込みだと48.3g)だった

フィット感を調整するスタビライザーを備える

イヤフォン表面にはGマークが入る。片耳に実測重量は4.9gだった

LとRの表記も大きめ入っているので、左右の識別はしやすい

イヤーピースは、XS/S/M/Lの4種類が付属する。Mサイズが最初から装着されている

装着感は良好だ。スタビライザーがあるため、無理に押し込まなくてもイヤフォンの位置が安定する。なお、フィット感に関しては、セットアップ時や後からアプリ上で確認が可能となっている。

イヤーチップが耳にフィットしているか、アプリで確認できる
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