日本語配列も追加されたレジェンダリーモデル「HHKB Professional Classic Type-S」を試す(3/3 ページ)
無駄を削ぎ落とした初代HHKBのレジェンダリーモデルとして人気のある「HHKB Professional Classic」が、静粛性の高いType-Sキーを搭載して生まれ変わった。日本語配列も追加されたとのことで、かな入力派のライターがその使い勝手を試した。
ちょっとしたノマドワークにもピッタリ
本格的な作業にはHHKB Studioを携行するが、気分転換にカフェへ赴くような場面では、あえて折りたたみ式キーボードを選ぶこともあった。荷物を最小限に抑えることで、装備の「仰々しさ」を払拭したいと考えたからだ。
しかし、携帯性と引き換えにタイプミスが頻発し、結果として作業効率が著しく低下してしまうのが長年の課題であった。
その点、HHKB Professional Classic Type-Sなら、軽快さとキー入力の安定性を高次元で両立できる。ハンドバッグとまではいかないまでも、手持ちの小ぶりなバッグに、他の常用アイテム(“イツメン”)と共に無理なく収まるサイズ感は、実に絶妙だ。
HHKB Studioと異なり、マウス操作はできないが、コンパクトなトラックボールを併用すれば良い。細かい操作の必要な画像編集作業がなければ、トラックボールやコンパクトなマウスがなくても、ディスプレイのタッチ操作で対応することもできる。
「英語配列キーボードユーザーは、以前からこのメリットを享受していたのか……」と多少うらやましくなった。
有線接続に特化したことで電池が不要となり、その分、ボディーの軽量化も実現されている。それでいてキータッチは従来のHHKBシリーズそのものであり、さらにキーマップ変更への対応によって、手に馴染んだ操作環境をそのまま再現できる。Classic Type-Sがもたらす使用感は、期待を上回るほど快適なものだった。
加えて、待望の日本語配列モデルがラインアップに加わった意義は大きい。上位のHYBRID Type-Sよりも5000円ほど価格が抑えられているため、有線利用を前提とするユーザーであれば、極めて有力な選択肢となるはずだ。
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