連載

14型ながら2560×1600ピクセルの高解像度で広い色域もカバー! 日本HPのモバイルディスプレイ「HP Series 5 Pro 514pn」を試すモバイルディスプレイの道(2/3 ページ)

日本HPの「HP Series 5 Pro 514pn」は、14型というコンパクトなサイズながら2560×1600ピクセルという高解像度を実現したモバイルディスプレイだ。今回は、専用ユーティリティーによる操作性も含め、本機のポテンシャルを詳しくチェックしていく。

縦置きでも使いやすいボディー パワーパススルーにも対応

 では実際に使ってみよう。USB Type-Cポートは左右両側面に1基ずつ、合計2基あるが、機能は同じなので、どちらを用いても構わない。

 画面は視野角も広く見やすいが、色合いはかなりビビッドで、派手めに感じられる。後述のユーティリティーで設定を参照する限り、デフォルトでは「中間」というプリセットになっており、気になるようならばここを「寒色」などに変更することをおすすめする。


接続方法はUSB Type-Cのみで、HDMI接続には非対応となる

USB Type-Cポートは左右両側面に1基ずつあるので、配置に合わせてどちらも利用できる

レノボ・ジャパンの14型モバイルPC「ThinkPad X1 Carbon(2019)」と並べたところ。どちらもアスペクト比が16:10ということでほぼ同サイズだ

斜め方向から見ても暗くなることはなく、快適に利用できる。色合いはやや派手めだ

ポートは側面に配置されているためノートPCとぴったり並べるとポートが干渉しがちだ

奥行きを取らないので、ノートPCと背中合わせでの配置でもフットプリントは最小限で済む

 本製品の特徴として、背面スタンドが縦置きにも対応していることが挙げられる。最近は本製品のような一体型のキックスタンドを搭載するモバイルディスプレイが増えつつあるが、スタンドの幅がボディーと同じだと、立てた時に垂直にしか立てられず、不安定な状態でしか使えないことも少なくない。

advertisement

 その点、本製品のスタンドはやや幅が狭いため、縦向きでも自然な角度で立てられる。また本製品に付属するUSB Type-Cケーブルは片方のコネクターがL字になったタイプなので、ケーブルが真上に突き出すことなく、左右に逃がすことができる。きちんと縦向きでの利用を想定した設計になっているのはメリットだ。


縦置きでも、きちんと角度をつけて立てられるのが利点だ

背後から見たところ。スタンドの幅が本体よりやや狭いため、適度な角度で立てられる

コネクターの一端がL字形状のおかげで、ケーブルが真上に突き出すことなく横方向に逃すことができる

 本製品は、この2基のUSB Type-Cポートを用いてのパワーパススルーにも対応している。試しに100WのUSB Power Delivery(PD)充電器に接続した状態でノートPCを接続したところ、ノートPCからは65Wの電源に接続していると認識された。競合製品では45W以下に下がってしまう製品もあることを考えるとロスは少なく好印象だ。

 縦向きでの利用時は、左側面のUSB Type-Cポートが接地でふさがれるので、パワーパススルーは実質的に横置き時に限定されてしまう点は気を付けたい。


パワーパススルーにも対応する。100WのUSB PD充電器をつないだ状態でノートPCを接続したところ、ノートPCからは65Wの電源として認識された

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.