ニュース

AIによる生産性向上と創造性の発揮は一致しない──異例のキャリアを築く“いとうまい子”が語る、AI時代に人間が最後まで鍛えるべき“唯一の能力”とは?(2/4 ページ)

NECパーソナルコンピュータのイベントにいとうまい子氏が登壇。AIによる効率化と創造性の発揮は別物であり、人間が磨くべきは「好奇心」であると指摘。PCが作業端末から思考支援端末へ変容する未来を語った。

AI×PCがもたらす“重心”のシフト、創造性を生む「リフレーミング」

 では、AIを活用しながら人間が創造性を発揮するにはどうすればいいのか。いとうさんは、創造性が「特別な才能」ではなく「日常の視点の置き方」であると説き、物事の見方を変える「リフレーミング」の重要性を強調した。

 「見慣れた問題を別の角度から見たり、既存の情報を新しい文脈でつないだり、当たり前を疑ったりすることで、視点が変わる」(いとうさん)

 創造性は天から降ってくるものではなく、日常の小さな違和感や「なぜ」「面白い」という気付きから始まるものだという。AIが公開情報を瞬時に集約し、平均的な正解を出せる時代だからこそ、目の前の相手が言葉にしていない課題を見抜くといった「人間ならではの視点」に価値の重心がシフトしていくと語った。

advertisement

「AI×PCがもたらす“重心”のシフト」とは

「好奇心」が重要に

創造性は日常の小さな違和感や「なぜ」「面白い」という気付きから始まる

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.