レビュー

万人向けではない、だからこそ愛せる 格子配列40%のアルミ削り出しキーボード「EPOMAKER Luma40」レビュー武者良太の我武者羅ガジェット道(4/4 ページ)

薄軽さに妥協したくない人へ。格子状のオーソリニア配列を採用した40%極小キーボード「EPOMAKER Luma40」をレビューします。かなりの“くせ者”ですが、抜群のタイプ感と工芸品級の美しさを備えた逸品です。

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マクロなども駆使して40%キーボードのデメリットを克服

 前述しましたが、Luma40はキーボードカスタマイズ用WebアプリVIAに標準対応しており、PCとキーボードを接続するだけで、すぐにブラウザ上でキー割り当ての編集を始められます。


キーマップなどの変更は、Webブラウザを使って作業する

 レイヤーは0から5まで合計6層あります。物理キーが少ないぶん、レイヤーを切り替えることで数字キーやF1~F12、記号、メディアコントロールなどのキーを任意の位置に割り当てていきたいところ。例えばレイヤー0は通常の入力、レイヤー1は数字と記号を中心に、といった具合に用途ごとに整理しましょう。

 さらにマクロ登録にも対応しており、定型文やショートカットの連続入力をワンキーに集約することも可能です。日本語入力の切り替えやよく使うコマンドをマクロに登録しておけば、キー数の少なさはもはやデメリットではなくなります。

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 設定はキーボード本体にそのまま書き込まれるため、別のPCに接続してもカスタマイズが維持されますよ。

他のキーボードとの併用もアリ

 あらためて記しますが、正直に言ってLuma40は、万人にすすめられるキーボードではありません。オーソリニア配列と40%レイアウトへの適応にはそれなりの時間がかかるからです。特にフルサイズキーボードに慣れ親しんでいる方からすると、修行している感覚が強くなることは確実。最初の数週間は確実にタイピング速度が落ちることを覚悟しておくべきです。

 しかし、一度身体が配列を覚えてしまえば、話が変わってきます。格子状に整列したキーは指の移動距離を大幅に削減します。長時間のタイピングで感じていた疲労が、じわじわと軽減されていくのを実感できるでしょう。

 そして、フルタイムで切り替える必要はないんですよね。動画編集時とかプロンプト入力時とか、特定の作業をするときだけLuma40を取り出し、それ以外は慣れたキーボードを使う、という運用だってアリです。むしろその使い分けが、無理なく配列に慣れていくための近道になるかもしれませんよ。

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