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無線で6DoFを実現する希少なXRグラス「MiRZA」をチェック 独自の光学系とドコモ新体制で描くビジネス活用の未来武者良太の我武者羅ガジェット道(1/4 ページ)

ワイヤレスで6DoFを実現する希少なXRグラス「MiRZA」を再検証。独自の光学系「PinTILT」がもたらす視覚体験や装着感をレビューします。ドコモ直系への体制変更を控え、ビジネス活用の課題と未来を編集部が探ります。

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 「スマートグラス」という言葉が指す範囲は広範ですが、2026年現在の市場では大きく2つのタイプが注目を集めています。1つは、ChatGPTやLlamaといった大規模言語モデル(LLM)のフロントエンド・インタフェースとして機能する「AIグラス」。そしてもう1つは、高度なセンサーを搭載し、複合現実を体験できる「XRグラス」です。

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レンズにスリットが入っているように見えるXRグラス「MiRZA」

 NTTコノキューデバイスが開発した「MiRZA」(税込24万8000円)は、後者のXRグラスに分類されます。このカテゴリーでは有線接続が一般的ですが、MiRZAはワイヤレスでありながら、6DoFによる空間へのコンテンツ固定を実現している点が最大の特徴です。2024年10月の発売から1年以上が経過した現在も、その独自のスペックは色あせていません。

 登場から時間を経過した2026年現在、あらためてMiRZAが提供する価値とは何なのか。その実力を再検証しました。

独自性の高い光学構造と基本スペック

 MiRZAのプラットフォームは「Snapdragon AR2 Gen 1」を採用しています。ディスプレイには両眼フルカラーのマイクロOLEDを搭載し、解像度FHD(1920×1080ピクセル)、対角視野角45度、輝度約1000ニトという優れた視認性を確保しています。ワイヤレス運用を支える1100mAhのバッテリーを内蔵し、通信規格はWi-Fi 6EおよびBluetooth 5.0に準拠しています。本体重量は約125gです。

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メガネというには物々しいスタイリング

 連続使用時間は1〜1.5時間と、高輝度ディスプレイやWi-Fi通信に伴う消費電力を考慮すると、現時点での技術的なトレードオフといえるでしょう。この稼働時間は、日常的なコンシューマー用途には不向きであることを示唆しています。また、動作にはホストとなるスマートフォンが必須であり、Snapdragon Spaces対応端末に限定される点も、業務利用における導入ハードルの1つとなっています。

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