LGが4K有機EL TVの2026年モデルを発表 映像プロセッサを刷新し120Hz以上の高速表示にも対応
LGエレクトロニクス・ジャパンが、4K有機EL TVの新モデルを発表した。いずれも自社開発の新型SoC「α11 4K AI Gen3」を使った高度な映像/音声処理が特徴で、4K/120Hz以上の表示にも対応する。
LGエレクトロニクス・ジャパンは6月9日、4K(3840×2160ピクセル)有機ELパネルを搭載する新型TVを発表した。新製品は6月25日から順次発売する予定で、想定価格は29万~137万円となる。
新製品共通の特徴
今回の新製品は、全て「LG OLED evo AI」というブランドで展開される中~上位モデルで、自社開発の新型SoC「α11 4K AI Gen3」による機械学習ベースのAI(人工知能)を使った高度な映像/音声処理が特徴だ。また、パネルに反射抑制加工を施すと共に、ハードウェアベースのフリッカーフリー制御やブルーライト抑制機能を備えている。
加えて、全モデルで4K/120Hz以上のリフレッシュレートと表示同期技術「NVIDIA G-SYNC」「AMD FreeSync Premium」に対応している。PCやゲーム機をつないで「大画面ゲーミングディスプレイ」として活用することも可能だ。
OSはLG独自の「webOS」を採用し、アプリを通して主要な動画/音楽視聴サービスを利用できる。リモコンは日本のTV放送を想定したテンキー付きのもので、音声入力用のマイクやジェスチャー操作用のセンサーも備える。webOSの更新は、少なくともグローバル発表から5年間保証される。
AIアシスタント機能はMicrosoftの「Copilot」と、Googleの「Gemini」を好みに合わせて使い分けられる。Amazonの「Alexa」との連携も可能だ。面白い機能として、あらかじめ「LGアカウント」でログインしておくと、認識した声に応じて各種設定を自動的に切り替えるというものも用意されている
TVチューナーは地上デジタル放送用とBS・110度CSデジタル放送用が3基ずつ、BS・CS 4K放送用が2基という構成で、USB端子に別途HDDをつなぐと番組録画も可能だ。
映像入力はHDMI 2.1×4という構成で、いずれの端子もVRR(可変リフレッシュレート)信号に対応する他、1基はARC(Audio Return Channel)/eARC(Enhanced ARC)にも対応する。HDRはHLG/HDR10/Dolby Visionの3規格に対応する。
製品/パネル保証は通常1年間だが、G6/W6シリーズについてはWebサイトで製品登録を行うとパネル保証を5年間に延長できる(※1)。
(※1)通常保証の終了後(購入2年目以降)は、パネル交換に伴う「技術料」「出張料」が有償となる
LG OLED evo AI C6(ハイグレードモデル)
「LG OLED evo AI C6」シリーズはハイグレードモデルという位置付けで、全モデルが最大4K/120Hz(通常時)または4K/165Hz(VRR入力時)の表示に対応する。パネルサイズのラインアップと想定価格は以下の通りとなる。
- 42型:29万円前後
- 48型:30万円前後
- 55型:34万円前後
- 65型:45万円前後
LG OLED evo AI G6(プレミアムモデル)
「LG OLED evo AI G6」はプレミアムモデルという位置付けだ。97型を除く全モデルでタンデム(二層)構造の有機ELパネルを採用しており、パネルのピーク輝度を従来モデルの最大約3.9倍に引き上げている。全モデルで4K/120Hz表示に対応する他、97型モデル以外はVRR入力時に4K/165Hz表示も可能だ。パネルサイズのラインアップと想定価格は以下の通りとなる。
- 55型:45万円前後
- 65型:62万円前後
- 77型:88万円前後
- 83型:120万円前後
- 97型:450万円前後
LG OLED evo AI W6(薄型モデル:8月中旬発売予定)
「LG OLED evo AI W6」は薄型モデルという位置付けで、画面サイズは83型のみとなる。タンデム構造の有機ELパネルを使いピーク時の輝度を高めつつも、TVチューナーや各種ポート類を「Zero Connect Box」として外付けとすることで、TV本体の厚さを約9.55mmに抑えたことが特徴だ。Zero Connect BoxとTV本体(パネル)との接続は無線式で、最大で10m離して設置できる。
パネルは最大4K/120Hz(通常時)または4K/165Hz(VRR入力時)の表示に対応する。本機種のみ8月中旬以降の発売を予定しており、想定価格は137万円前後となる。
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