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初のカラー対応「Kindle Scribe Colorsoft」の実力は? 通常モデルとの価格差1万7000円の価値を検証(4/4 ページ)

Amazonの電子書籍リーダー兼デジタルノートの上位モデルに、シリーズ初となるカラー電子ペーパー搭載の「Kindle Scribe Colorsoft」が登場した。本記事では、通常モデルとの価格差(約1万7000円)に見合う価値があるのかを実機を使って確かめた。

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読書機能について

 Kindle Scribe Colorsoftで電子書籍を読む場合、カラー電子ペーパーの恩恵を受けやすいのは漫画や雑誌、カラー図版の多い技術書などのコンテンツだろう。小説やライトノベルなどでも、凝ったデザインの表紙や巻頭の挿絵などをカラーで確認できるのはメリットだ。


表紙などもカラーで確認できるのは、Kindle Scribe Colorsoftのメリットだ

 カラー表示での読書だけなら、7型のKindle Colorsoftでも十分なのだが、Kindle Scribeは11型の大型ディスプレイを搭載している。A4サイズよりも1回り小さくはなるが、PDFやスキャンした書類を実寸に近いサイズで閲覧するのに向いている。ページの拡大/縮小なしに読めるケースが多い点は実用的だ。

バッテリー性能は?

 バッテリーの持続時間については、読書だと1回の充電で最大8週間、手書き機能の利用だと最大2週間の利用が可能となっている。ただし、いずれも1日30分使用した場合の数値であり、条件が短めに設定されている点には注意したい。

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 電子ペーパー端末全般に言えることだが、ページ更新時以外は電力をほとんど消費しないため、一般的なタブレットに比べるとバッテリーの持ちは格段に長い。読書中心の使い方であれば公称値に近い利用を期待できるが、書き込みを多用する場合は多少短くなるだろう。

まとめ:1万7000円の差を埋める“カラーの価値”

 Kindle Scribe Colorsoftは、電子ノートとしての完成度が高い製品だ。テクスチャ成形ガラスによる書き心地、ワークスペースやActive Canvasなどのノート機能、Google Drive/OneDriveとのクラウド連携といった機能面の充実は着実に進化している印象だ。

 一方で、通常モデルとの価格差(32GB同士で約1万7000円)に対して、カラー機能に価値を見いだせるかどうかが選択の分かれ目になるだろう。カラーペンでノートを整理したい、PDFにカラーで注釈を付けたいといったユースケースが明確な人には、Colorsoftが有力な選択肢となるだろう。

 逆に、主に読書や文字中心のメモ/ノートがメインで、カラー機能の必要性を感じていない人には、通常モデルの方が現実的な選択肢かもしれない。Kindle Scribe Colorsoftの価格は32GBが10万6980円、64GBが11万5980円だ。用途とカラーへの需要に合わせて選ぶとよいだろう。


付属品の一覧。プレミアムペンと交換用のペン先、USB Type-Cケーブルが付属する
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