面倒なボルト数えも一瞬! 3D CADの対話型AI「Autodesk Assistant」の実力をレノボの超軽量ワークステーションで検証(3/4 ページ)
構造設計などで利用するCADアプリでも、AIの活用が進んでいる。それだけに、CADアプリを使うPCやワークステーションもそれなりのスペックが求められるようになった……が、どの程度であれば快適に利用できるのかを見つけるのは難しい。そこでお勧めしたいのが、レノボ・ジャパンの「ThinkPad P14s Gen 6 AMD」だ。
AIの処理要求に応えるレノボのワークステーション
対話型AIの登場は、設計プロセスにおける効率を大きく改善する一方で、PC/ワークステーションにより高いスペックを求めることにもなる。
Autodesk Assistantの場合、AIの思考処理自体はクラウドベースで行われるが、その結果は手元にあるPC/ワークステーションが反映(実行)する。そのため、千野氏が言う通り「数千のパーツの色を一気に変えたり、モデルを編集したりする処理は、ローカルマシンに手動操作時と同様、一気に大きな負荷がかかる」。
パーツ全ての色を黄色に変更するように指示をした。プロンプトから思考するプロセスはクラウドサーバで行われるが、返ってきた処理はローカルで実行されるため、手元のPC/ワークステーションにも高い性能が求められる
先述の通り、今回のデモンストレーションはThinkPad P14s Gen 6 AMDとThinkStation P3 Tiny Gen 2の標準構成で行われた。標準的な構成でも、AIによる一括グラフィック変更という重い処理をフリーズすることなくスピーディーにこなしていた。
“標準”でも、CAD業務全般を実用的にこなせるパフォーマンスを備えているのだ。
ツールレスでバッテリー交換が可能な「ThinkPad P14s Gen 7 AMD」
AutoCADやInventorに限らず、CADアプリが利用される現場は製造業、建築/建設業、製品開発業、M&E(機械/電機設備)と、多岐に渡る。製作物が異なるがゆえに、PC/ワークステーションに求められるスペックがどのくらいなのかで悩みやすい。
そこで千野氏によるデモンストレーションの後、川端氏からレノボの最新ハードウェアについて解説が行われた。
川端氏は「ThinkPadには34年の歴史がある。当初はワークステーションというスペックはなかったものの、2008年に(CADなどの)設計業務に使えるワークステーションモデルが登場した。ThinkPadのワークステーションモデルは年々進化を遂げており、昨今ではCADだけでなく『デジタルツイン』や『推論』など、AI処理を単体で行える高スペックを備えるモデルも用意している」と解説する。
本ウェビナーで川端氏が紹介したいと語ったのは、製品ではなくユーザーによるバッテリー交換機能だ。同氏は実際にThinkPad P14s Gen 7 AMDの裏ぶたを明けて、バッテリーを取り外してみせた。
ThinkPad P14sシリーズにおいて、ユーザーによるバッテリー交換に対応したのは、このGen 7が初めてとなる。ユーザーが自分で交換できるようにすることで、必ず劣化するバッテリーの交換で修理に出す手間が省ける上に、1台のマシンを長く利用できるようになる。タイムパフォーマンスもコストパフォーマンスもグンとアップする。
この様子を横で見ていた千野氏は、「(P14s Gen 7は)裏ぶたからネジが落ちないような仕組みになっているのはありがたい。なくしてしまったり、本体内部に落としてしまう心配がないのは良い」と設計エンジニアらしい意見を述べた。
変更点は他にもある。バッテリーに次いで交換要望の多いというUSB Type-C端子を“単独で”交換できるようになったのだ。
川端氏は「(USB Type-C端子は)抜き差しが多いため、故障しやすい。従来はメイン基板(マザーボード)を丸ごと交換する必要があり、修理に長い時間がかかってしまっていた。しかし、(P14s Gen 7が採用する)新機構ではUSB Type-Cポートを別ユニット化することで簡単に交換可能となり、メンテナンスコストもダウンタイムも最小化することができる」と説明した。
ThinkPad P14s Gen 7 AMDの最軽量構成の重量は約1.29kgと、CADアプリが動作する高性能PC/ワークステーションとしてはとても軽量だ。14型というサイズも相まって、どこにでも持ち運びやすい。
川端氏は「現場作業が多い人や出張が多い人だけでなく、社内で会議室から会議室を移動する際も持ち運びやすいサイズに仕上がっている。使い方に応じて構成を変更できるので、迷ったらぜひ問い合わせてほしい」と述べた。
なお、今回千野氏が使ったエントリー構成は、多くの企業で採用されているという。エントリー構成を元に必要なスペックに応じてカスタマイズができるのも、ThinkPad P14s Gen 7 AMDの魅力といえる。
持ち運べるデスクトップ「ThinkStation P3 Tiny Gen 2」も魅力
川端氏はもう1つ、今回はデモンストレーションのバックアップ機として活躍したThinkStation P3 Tiny Gen 2も紹介した。
ThinkStation P3 Tiny Gen 2は、容積約1Lの超小型ボディーに「Core Ultra 7 200Sプロセッサ」を搭載しており、オプションで「NVIDIA RTX A1000」など外部GPUを搭載できる。デスクの省スペース化を実現しつつも、十分な高性能を持っていることが魅力だ。
本モデルは、構成によっては最短5営業日で購入できる。スペックなどの詳細は、過去のセミナーでも詳しく紹介されているので、気になる人はぜひチェックしてみてほしい。
提供:レノボ・ジャパン合同会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2026年6月30日
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