8980円の「SwitchBot 屋外パンチルトカメラ5MP」を試す 約500万画素で人物追跡、有線LAN接続も(3/5 ページ)
2年ぶりとなるSwitchBotの屋外カメラ新モデルは、バッテリーやソーラー給電を排し、有線接続による「常時録画の安定性」に特化した割り切り仕様だ。実機を試してみた。
パンチルトの動作は?
SwitchBotアプリを使用したセットアップは非常にスムーズで、画面の案内に従うだけで迷わず完了できる。見守りカメラにありがちな「スマホアプリに表示させたQRコードをカメラに掲げて読み込ませる」という儀式がなくなっており、少々驚いた。映像の保存に使用するmicroSDメモリーカードは最大512GBまで対応している。
まずは実際にカメラの映像を確認した。従来モデル(屋外カメラ3MP)のユーザーである筆者が最初に気付いたのは、画角の狭さだ。屋外カメラ3MPが137度(対角)の超広角だったのに対し、屋外パンチルトカメラ5MPは110度(対角)とやや狭い。どのように見え方が変わるのかをスクリーンショットで紹介したいが、さすがに近所を公開するわけにはいかないので、生成AIで画角イメージを作成したものを以下に掲載する。
一般的に110度でも十分に広角の部類に入るが、137度の広視野に慣れているとどうしても狭く感じられる。上の例でも、右側の手すりに囲まれた玄関や車の背後が見切れているのが分かる。屋外カメラ3MPからのリプレースを検討している場合は、設置場所や角度の再調整が必要になるだろう。
その代わり、屋外パンチルトカメラ5MPはアプリからカメラのパン(左右)およびチルト(上下)を遠隔操作できる。
パンは360度の広範囲をカバーするものの連続回転はできず、チルトは真下から水平方向までのおよそ90度の範囲で可動する。これらはアプリの画面上に表示される十字ボタンから手動操作もできるが、このパン/チルト機能の真骨頂は、人物追跡機能との連動にある。
人物追跡機能を有効にすると、カメラが捉えた対象を追跡して常に画角の中心に収め続ける。設定次第では、自動車やペット(動物)の検知/追跡も可能だ。動作音もほぼ無音のため、カメラが動く度に音がするということもない。
追従の精度は極めて良好で、筆者が画角内に入ってからカメラの真下まで移動するテストを行ったところ、滑らかに追跡し続けた。
なお、あらかじめカメラの画角を任意のホームポジションにした状態で、設定にある「動体検出」→「検出エリアを編集」で全体を選択、保存しておく。すると、人物追跡で対象がフレームアウトしてから1分が経過した際に、自動的に元のホームポジションへ戻る。この設定方法が分からず、ヘルプページを参照して初めて理解できたのだが、この機能があれば固定画角の狭さを十分にカバーし、実用性を高く保てるだろう。
関連記事
「SwitchBot スマートサーキュレーター(スタンド型)」を試す インテリアになじむ木目調、扇風機の代わりはなる?
新モデル「SwitchBot スマートサーキュレーター(スタンド型)」をレビューする。木目調の洗練されたデザインに、最大28時間のバッテリー駆動やアプリ連携など充実の機能を搭載している。扇風機として代用できるか、その静音性と直進性の高い風の実力を試してみた。「SwitchBot スマートデイリーステーション」を試す “今日何着ていこう?”を解決する電子ペーパーお天気端末
「SwitchBot スマートデイリーステーション」は、7.5型電子ペーパーを搭載した天気情報表示特化型のデバイス。最大1年充電不要の省電力性を誇り、天気やカレンダー、AIによる服装アドバイスを常時表示できる。カラー電子ペーパーで好きな画像を飾れる「SwitchBot AIアートキャンバス」が楽しい 13.3型の迫力と魅力
最新のフルカラー電子ペーパーを採用した「SwitchBot AIアートキャンバス」の13.3型をレビューする。電源不要で最長2年バッテリーが持続する利便性と、液晶にはない紙のような質感を両立。AI生成機能も備えた、デジタルポスターの決定版に迫る。カラー電子ペーパーのアートフレーム「SwitchBot AIアートキャンバス」を試してみた AI生成絵画や好きな画像を転送してワンランク上の空間作り
企業や組織のIT部門を支援してきた石黒直樹氏が、実際に使っていて仕事に役立つと思ったものや、これから登場する新製品、新サービスをいち早く試してレビューする連載。スマートホーム“ガチ勢”向け「SwitchBot AIハブ」を試す 映像内の“出来事”をトリガーに家電操作できるAIカメラ実現
「SwitchBot AIハブ」は一体何ができる“ハブ”なのか? 実機を使っていろいろな機能を試してみた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.