レビュー

2.4GHz+Bluetooth同時接続&最大250時間駆動で便利なRGBベースステーション付属! 「HyperX Cloud Alpha 2 Wireless」は価格に見合う価値があるか?(1/3 ページ)

日本HPのゲーミングブランド「HyperX」から、ハイエンドなワイヤレスゲーミングヘッドセット「HyperX Cloud Alpha 2 Wireless」が登場した。直販価格4万4080円というプレミアムな本機は、操作を統合できる「RGBベースステーション」が付属する点が最大の特徴だ。実際の使い勝手や音質を詳しく検証していく。

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 日本HPは、ゲーミングブランドとして展開している「HyperX」から「HyperX Cloud Alpha 2 Wireless ゲーミングヘッドセット」を発売した。同社直販価格は4万4080円だ。

 HyperXのワイヤレスヘッドセットとしては、既に2.4GHz接続とBluetooth接続の両方に対応する「HyperX Cloud III S Wireless ゲーミングヘッドセット」(直販価格2万2980円)を取り上げているが、HyperX Cloud Alpha 2 Wirelessは、それを大きく上回る価格帯に位置するハイエンドモデルだ。

 最大の特徴は、付属するRGBベースステーションを用いた操作系とデバイス切り替え、そして2.4GHzとBluetoothの同時接続に対応することにある。

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 メーカーから実機を借りられたので、発売から時間は経っているが、ハイエンドモデルらしい使い勝手をチェックしていく。


ベースステーションがセットになる「HyperX Cloud Alpha 2 Wireless ゲーミングヘッドセット」

フルメタルフレームに90度回転するイヤーカップを装備

 HyperX Cloud Alpha 2 Wirelessは、オーバーイヤー型の密閉式ヘッドフォンで、カラーはブラックの1色展開となる。

 フレームには金属製のヘッドバンドとアルミニウム製のフォークを採用し、フルメタル構造でまとめられている。剛性感は高く、長期間使用してもへたりにくそうな安心感がある。重量はヘッドセット単体で約345gと、近年のワイヤレスヘッドセットとしてはやや重めだが、ヘッドバンドとイヤーパッドの圧力分散によって、頭頂部や耳回りに過度な負担は感じない。


フレームとフォークは金属製で剛性は高いものの、約345gとやや重めになっている

 イヤーパッドは通気性に優れたマイクロファイバー素材を採用する。低反発のヘッドバンドと組み合わせて、長時間装着しても蒸れにくい配慮がなされている。また、イヤーカップが90度回転する仕様になっており、首にかけたときに自然にフィットし、収納時も収まりやすい。

 なお、イヤーパッドは交換可能だ。公式サイトでの交換部品としての販売はないようだが、サードパーティーから互換品を入手できる。


イヤーパッドはマイクロファイバー素材を採用しており、感触はソフトで良好だ

操作系は、右側ユニットにワイヤレスモードの切り替えスイッチ、マルチファンクションボタン、音量ホイールがある。左側ユニットにブームマイク接続ポート、USB Type-Cポート、3.5mmジャック、マイクミュートボタン、電源ボタンが用意される

デュアルチャンバードライバー搭載で2.4GHzとBluetoothの同時接続に対応

 ドライバーには53mm径の「デュアルチャンバードライバー」を備える。低音と中高音を分離する構造によって、迫力のある低音とクリアな高音を両立しているという。また、HyperX独自の「HyperX Audio Engine」による空間オーディオにも対応する。

 イコライザーを設定しない状態での音質に関しては、2.4GHz接続、Bluetooth接続ともに低音はしっかりと感じられるものの、ずんずんと響いてくるような重低音ではない。中音域はやや強めで、高音域は弱めに感じられた。

 イコライザーの波形で言うと、中音域を頂点とした山型のような印象だ。Cloud III S Wirelessと同様に、音楽向けではなくゲーム向けの調整なのだろう。この辺りはイコライザーの設定で調整できるので、好みの設定を探ってみるのもよいだろう。


クッションが柔らかく装着感は良好だ。左右から締め付けられる感覚もほとんどない

 Cloud Alpha 2 Wirelessは、2.4GHzワイヤレスとBluetooth 5.2の同時接続に対応している。単に切り替えて使うだけでなく、PCやコンソールに2.4GHzワイヤレスで接続してゲームをプレイしながら、別途Bluetoothでペアリングしたスマートフォンで音楽の再生や通話を行うことができる。

 ゲームの音と音楽が同時に再生されるのは、なかなか面白い体験だ。音声チャットに対応していないオンラインゲームをプレイしながら、スマートフォンのDiscordで通話するといったことも可能だ。


切り替えスイッチは右側ユニットに搭載する。写真の状態は「2.4GHz+Bluetooth」だ。上にスライドすると「2.4GHzワイヤレス」のみとなる

 接続は2.4GHzワイヤレスとBluetoothのほか、3.5mm有線接続に対応する。付属品として、USB Type-C→USB Type-Cケーブル(USB Standard-A端子への変換アダプター付き/約1.5mと約0.5m)、3.5mmヘッドセットオーディオケーブル(1.5m)が添付されている。

 Bluetoothの対応コーデックはSBCとAACだ。なお、2.4GHzワイヤレス接続のレシーバーは、後述するベースステーションが兼ねている。


付属品一式。USBケーブルは約1.5mと約0.5mの2本が付属する。また、USB Type-C→USB Standard-Aの変換アダプターも用意される
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