レビュー

スマホ設定&AI対応で初心者も安心 TerraMasterの高性能4ベイNAS「F4-425 Pro」を試す(1/3 ページ)

テレワークやデータ共有の普及で改めて注目を集める「NAS」だが、「設定が難しい」「業務機器のような無骨なデザインがちょっと」と導入をためらっている人も多いだろう。TerraMasterの最新4ベイNAS「F4-425 Pro」は、リビングにもなじむスタイリッシュなデザインと静音性を備え、そんなNASへのネガティブなイメージを一新する意欲作だ。最新モデルの使い勝手と実力をチェックした。

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 ここ数年、PCやスマートフォンの周辺機器として改めて注目を集めているのが「NAS」だ。手軽にローカル環境でデータ保存ができるだけでなく、クラウドとも連携してデバイスを選ばず利用可能な手軽さが受けている。

 新規にNASを取り扱うようになったメーカーもあれば、老舗メーカーが外観や操作性を一新し、新たなユーザー層へ訴求する製品が増えてきている。

 今回紹介するTerraMaster(テラマスター)の「F4-425 Pro」は、新たなユーザーへ向けてデザインや操作性を一新した、かなり気合の入ったNASの新製品だ。7月6日に発売されたばかりの最新モデルをチェックしていこう。

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TerraMasterの4ベイNAS「F4-425 Pro」。従来のNASと比べ仰々しさのない外観だ。CPUとメモリ搭載量の違いで2モデルが用意される

置き場所を選ばない、かっこいい見た目になった「F4-425 Pro」

 従来のNASといえば法人向けの製品が多く、その外観は業務用の機器らしさがぬぐえないものが多かった。

 もちろんその無骨な見た目は機能性を重視した結果であり、個人で自宅にNASを導入するようなリテラシーの高いユーザーは、見た目より機能を重視するため、あまり気にしない人が多かったのだろう。

 だが、そうでない人に選んでほしいNASとなれば見た目は重要だ。

 多くの一般家庭でNASを設置する場所はONUやネットワークルーターの近くになり、そうした機器はリビングなどの生活空間だ。そこに無骨な見た目のNASを設置するのは抵抗感があり、利便性を理解してもなかなか導入に踏み切れないだろう。

 実際筆者自身もそうした経験があり、利便性重視でNASを設置したところ家族からはかなり否定的な感想を浴びせられたことがある。

 こうなると自室にNASを置くことになるのだが、それはそれでリビングからLANケーブルを自室まで引っ張ることになり、これも家族から厳しい意見をもらうことになった。

 しかし今回レビューするF4-425 Proは、そういった否定的な意見は出てこない、実にスタイリッシュな見た目をしている。

 シルバーの金属ボディーにブラックのフロントパネルで見た目にも高級感があり、電源状態やHDDアクセス状態を示すランプも小さくまぶしすぎない「配慮」のある外観だ。

 搭載できるHDD台数も4台と多いモデルではあるが、ボディーサイズも約181(幅)×219(奥行き)×150(高さ)mmと同クラスのNASの中ではコンパクトなので、リビングなど他のネットワーク機器の隣に設置するのも容易な大きさだ。

 動作音も大型の排気ファンを搭載したことで静かで、よほど静かな環境でもない限りは気になることはないだろう。


前面にあるステータスランプのLEDも、小さくまぶしくない

金属製のボディーで質感も高い。写真は右側面だ

底面には吸気スリットが多く設けられている

背面に大型の排気ファン(120mm角)を搭載したことで動作音も静かだ

付属品一覧。ACアダプターの出力は90Wだ
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