キーボードの中にPCが丸ごとイン! HPが切り開く新ジャンル「キーボード内蔵PC」の使い勝手を徹底検証(4/4 ページ)
一見するとただのキーボードだが、その中身はCPUやメモリ、ストレージ、さらにはバッテリーまで内蔵した完全なPCだった――。日本HPから登場した「HP EliteBoard G1a Next Gen AI PC」の実機をレビューし、その性能や使い勝手、ハイブリッドワークにおける新たな可能性に迫る。
新たな可能性を秘めたハイブリッドワークの選択肢
ここまで、HP EliteBoard G1a Next Gen AI PCの内容を見てきた。キーボードが一体になったPCという、これまでにない新しいジャンルの製品ではあるが、ビジネスPCで実績のある日本HPの製品だけに、ビジネス向けPCとしてソツのない装備で、現場で即戦力として活用できる仕上がりとなっている。
このキーボードと一体型のPCは、デスクトップPCとノートPCの中間的な存在で、よりノートPCに近い性質をもつ。ノートPCと違って単体では利用できないが、画面を搭載していないぶん、しっかりした大きなキーボードを備えながら、省スペース性が高く、重量も軽くて持ち運びやすい。
ハイブリッドワークにおいて「PCを持ち運びたいが、作業をする際は外付けの大画面ディスプレイを利用する」というような人であれば、画面を搭載していないことがデメリットにならず、このキーボードPCが選択肢として浮上するだろう。
見た目が完全にキーボードなので、PCの存在を感じさせたくない用途にも適性がある。未知数だが、こうして製品化されたことで、思いもしないところから需要が出てくる可能性もあるだろう。
同社直販のHP Directplusでの標準価格は、評価機と同じWindows 11 Pro、Ryzen AI 5 330、16GBメモリ、256GB SSD、バッテリー内蔵、ケーブルレスの内容で51万7000円だが、現在はキャンペーン中で61%オフの19万9430円で販売されている。この価格であれば十分検討する価値はあるだろう。
また、Windows 11 Pro、Ryzen AI 7 PRO 350、32GBメモリ、512GB SSD、バッテリー内蔵、ケーブルレスの上位モデルはキャンペーン価格(55%オフ)が31万9630円だ。合わせて注目したい。
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