レビュー

「Steam Machine」をWindows化してみた 導入手順のコツやパフォーマンスは?(1/3 ページ)

Valveが開発する「Steam Machine」は、ゲームコンソールではなく「ゲーミングデスクトップPC」だ。そのため、Windows OSをインストールできる。その方法や、Windows化してみてどうだったのかをレポートする。

 リビング向けのゲーミングデスクトップPCとして登場した「Steam Machine」を購入し、メーカーの思惑通り、リビングに設置した大画面TVでゲームをプレイしていた筆者。しかし、「これだけ快適にゲームを楽しめるのなら、Windowsマシンとして普段の業務にも使えるのではないか」と思うようになってきた。

 そうなると、もう誰にも止められない。せっかくSteamプラットフォームに最適化されたハードウェアでもったいなくはあるが、Windows OSを入れてみることにした。


Steam Machine上で動くWindows 11

Windows OSをインストールしたくなった理由

 Valveは「Steam Deck」も、Steam Machineもゲームコンソールではなく「ゲーミングPCである」と主張している。OSの書き換えが可能で、Steamプラットフォームで配信していないソフトウェアもインストールできるからだ。

advertisement

 書き換えられるのであれば、やってみたくなるのがガジェット好きの好奇心というもの。MacBookにWindowsをインストールするのと同じである。残念ながら、現時点でSteam MachineはOSのデュアルブートに対応していないので、併用できないのは残念だが。

 また、よく知られているところであるが、LinuxベースのOSがアンチチートツールに対応していないことが多く、Steamプラットフォームで配信されているにもかかわらず、Steam OSでは遊べないゲームもある。

 その代表格として「Apex Legends」などが挙げられる(RTX Sparkには対応表明をしているが)。筆者はそのタイトルをプレイしているわけではないのだが、万が一のことを考えると、ネイティブなWindows環境を用意しておくのがベストのように思える。

 最後の理由は、ライター仕事に十分満足のいく“高性能ミニPC”に化けるのではないかと期待しているからだ。描画性能が高いので、原稿に差し込むための写真や短い動画の編集をスピーディーに行えるかもしれない。こうした理由から、Windows化したいと考えるようになった。

Windows 11をSteam Machineにインストール

 Steam MachineやSteam DeckをWindows化する手順は、各種メディアやブログで取り上げられている。PC USERでも以前にSteam DeckにWindows 11をインストールしたという検証記事を掲載した。

 とはいえ、こちらはSteam Machineである。多少異なる点があるかもしれないので、上の情報を参考にしつつ、慎重にWindows OSをインストールすることにした。

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.