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ThinkPadの35周年に「何かやりたい」――歴代記念モデルの歩みと、2027年に向けた開発トップの回答(1/2 ページ)

レノボ・ジャパンの「ThinkPad」は、一部のモデルを除き日本の研究/開発拠点が主導する形で製品化されている。そんなThinkPadも2027年に“35歳”となるのだが、記念モデルは出るのだろうか……?

 LenovoのノートPC「ThinkPad」の初号機は、1992年に発売された「ThinkPad 700c」(※1)だ。その登場以来、一部のモデルを除きThinkPadの研究/開発は日本国内の研究開発拠点が主導している

(※1)日本では「PS/55note C52 486SLC」として発売された

 日本で生まれ育ったグローバルブランドであるThinkPadは、2027年に誕生から35年を迎える。ThinkPadブランドは2005年にIBMからLenovoに譲渡され、2011年にはThinkPadの研究/開発拠点だった大和事業所(神奈川県大和市)が横浜市西区に移転し、「大和研究所」として再出発を果たした。

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 旧姓の「IBM」よりも、新姓の「Lenovo」を名乗る期間が長くなったThinkPadだが、LenovoはThinkPadをとても大切にしており、2007年から5年ごとに“記念モデル”を台数限定で販売してきた。

 そうすると気になるのが、ThinkPadが35歳を迎える2027年だ。記念モデルの登場が期待されるが、果たしてどうなのだろうか……?


1992年に発売された「ThinkPad 700c」は、日本IBMの大和事業所(現在のレノボ・ジャパン 大和研究所)で開発された。ただし、日本では日本語対応PC「PS/55」シリーズの1モデル「PS/55note C52 486SLC」として販売された

ThinkPadの“記念モデル”を振り返る

 ThinkPadの記念モデルは、既存のモデルをベースに特別な「パッケージ」「カラー」「印字」「付属品」を付帯したものが多い。

 15周年記念モデルは、12.1型のモバイルノートPC「ThinkPad X61s」をベースに、パームレストと液晶ベゼルの塗装をピーチスキン(高質感マット塗装)とした上で、15周年記念ロゴをあしらったものだった。

 なお、海外の一部市場では、手作りのレザーカバーが付属する「ThinkPad X61s Reserve Edition」が記念モデルとして販売された。

 20周年記念モデルは、ThinkPadの新たなフラグシップモデル「ThinkPad X1 Carbon」(初代)をベースに、ヒンジ部にシリアル番号を記載した他、オリジナルコンテンツのプリインストール、初期ThinkPadのデザインが「松花堂弁当」をモチーフにしているという逸話にちなんだ箸と風呂敷、そして松下ラゲッジ製の手作りケースの付属など、ファンアイテムとしての要素が強めだった。

 また、本製品はレノボ・ジャパンの兄弟会社であるNECパーソナルコンピュータ(NECPC)の米沢事業所(山形県米沢市)で生産された、久しぶりの“Made in Japan”なThinkPadでもあった。

 ThinkPad誕生から四半世紀を迎え、2017年に登場した25周年記念モデルは「ThinkPad 25」という“特製”モデルとなった。ThinkPad 25は、日本未発売の「ThinkPad T470」をベースに、2012年モデルで全廃された「7列キーボード」を復刻搭載した他、本体に2カ所あるThinkPadロゴの「Pad」をRGBカラーとしている(このRGBカラーは、IBM時代のカラー液晶搭載ThinkPadへのオマージュ)。

 ThinkPad 25は日本を含む11カ国で販売されたが、ThinkPadの“生まれ故郷”である日本では特別に日本語キーボード構成となった(他国では米国英語キーボード)。

 そして直近の2022年に登場した30周年記念モデルは、10世代目を迎えたThinkPad X1 Carbon(Gen 10)の特別仕様機となった。ヒンジ部へのシリアル番号の刻印、RGBカラーの「Pad」ロゴは20周年記念モデルと同様で、複数のオリジナルグッズも付属している。

 本モデルは海外の複数の市場でも販売されたが、日本向けモデルは20周年記念モデルと同様にNECPCの米沢事業所で製造された他、特別な付属品として「R」「G」「B」カラーのTrackPointキャップも付属している。


ThinkPadの記念モデルたち
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