NECPCが個人向け「LAVIE」ノートPCの新モデルを10月29日に発売 一人一人の“LAVIE(人生)”に寄り添う製品を拡充(1/2 ページ)
NECPCが、個人向けの「LAVIE」ノートPCの新モデルを発表した。法人向けがLAVIEブランドに“合流”したことを受けて、個人向けモデルでもブランドの再定義が行われ、より日本のユーザーに沿った製品に仕上げたという。
NECパーソナルコンピュータ(NECPC)は10月27日、「LAVIE(ラヴィ)」ブランドの個人向けノートPCの新製品を発表した。いずれも10月29日に発売(出荷開始)する予定だ。
10月27日に行われた発表会の登壇者。左からNECPCの三島達夫氏(商品企画本部長)、同社のルービン利恵氏(CMO:最高マーケティング責任者)、俳優の森七菜さん、俳優の黒川想矢さん、NECPCの安田稔常務、同社の神崎文吾氏(コンシューマ事業本部 本部長)
LAVIE(人生)に寄り添うべく個人向け製品も“リブランド”
既報の通り、NECPCは8月に法人向けPCの製品ブランドを個人向けと同じLAVIEに統一した。
法人向けのブランド変更を受けて、今回の新製品発表のタイミングでLAVIE(La Vie:人生)というブランド名の原点を意識して、新しいブランドステートメント「あなたの可能性を、一歩先へ。」を定めた。その上で、一部の製品シリーズについてリブランドも実施し、より広いユーザー層に向けた製品を拡充している。
AI(人工知能)の普及によって、暮らし(個人向け)でも働き方(法人向け)でもPCに求められる“価値”に変化が訪れている。この変化は、NECPCが法人向けPCのブランドをLAVIEに一本化した背景の1つでもある
LAVIE S13(13.3型ノートPC)
「LAVIE S13」は、学生を中心とする若年層(Z世代)をメインターゲットに据えた13.3型モバイルノートPCで、「LAVIE SOL」のコンセプトを引き継いでいる。若年層からの意見を踏まえてバッテリー容量を20%増量した(定格値64Wh→76.1Wh)一方で、機構の見直しによって薄型化/軽量化を進めたという。
量販店モデルは2種類のスペックと3種類のボディーカラーを用意し、想定価格は下位モデル(S1355/NAシリーズ)が31万3000円前後、上位モデル(S1375/NAシリーズ)が33万5000円前後となる。直販サイト(NEC Direct)で販売するカスタマイズ(CTO)モデル「LAVIE Direct S13」については最小構成価格が30万円前後となる。
LAVIE S13は、左から「プラチナシルバー」「ムーンブラック」「アイシーパープル」の3色展開で登場する。プラチナシルバーとムーンブラックはLAVIE SOLからの継続カラーだが、プラチナシルバーについてはキーの視認性を高めるためにキーボードのカラーリングを変更している。アイシーパープルは、LAVIE SOLで人気だった「フェアリーパープル」の色味を少し変更したものだ
CPUは「Core Ultra シリーズ3」で、下位モデルはCore Ultra 5 322、上位モデルはCore Ultra 7 355を搭載している。メモリ(LPDDR5X規格)の容量は量販店モデルが16GBのみ、CTOモデルが16GBまたは32GBとなる。先代のLAVIE SOL(2025年秋モデル)では、一部の構成のみ「Copilot+ PC」準拠だったが、今回はCTOを含む全モデル/全構成が同規格に準拠している。
ストレージはPCI Express 4.0接続のSSDで、容量は量販店モデルが512GBのみ、CTOモデルが256GB/512GB/1TBからの選択制となる。OSはWindows 11 Homeをプリインストールするが、CTOモデルではWindows 11 Proのプリインストールも選べる。量販店モデルでは「Microsoft 365 Personal(24か月版)/Office Home & Business 2024オプション付」のライセンスが付帯するが、CTOモデルでは「Microsoft 365 Personal」の5日試用版の利用権も選択可能だ(※1)。
(※1)既にMicrosoft 365を契約している場合は、こちらを選ぶとライセンスが無駄にならずに済む
ディスプレイはタッチ操作に対応するグレア加工の13.3型液晶を搭載している。タッチ対応とグレア加工は、若年層を意識した装備だ。パネル解像度は1920×1200ピクセルとなる。Webカメラは顔認証とフルHD(1920×1080ピクセル)撮影に対応するが、物理的なシャッターは備えていない。
顔認証とフルHDに対応するWebカメラを備える。この写真からも分かる通り、画面はグレア加工でかなり映り込むのだが、LAVIE SOLと同様に「(ターゲットとする)若年層はスマートフォンやタブレットを通してむしろ光沢のある画面の方に慣れている」という理由からあえてそうしているそうだ
ポート類は、左側面にUSB 3.2 Gen 2(USB 10Gbps) Type-C端子とイヤフォン/マイク端子を、右側面にUSB 3.2 Gen 2 Type-C端子×2を備える。USB 3.2 Gen 2 Type-C端子は全てUSB PD(Power Delivery)規格の電源入力と、DisplayPort Alternate Mode規格の映像出力に対応している。USB Standard-A端子やHDMI出力端子は備えない。無線通信はWi-Fi 7(IEEE 802.11be)とBluetooth 5.4に対応する。
バッテリーは先述の通り76.1Whの「Lバッテリー」が標準だが、CTOモデルに限り54.7Whに減量した「Mバッテリー」を選べる。Mバッテリーを選ぶと、Lバッテリー構成比で54gほど軽くなる。「JEITA バッテリ動作時間測定法 Ver.3.0(JEITA 3.0)」に基づくバッテリー駆動時間は以下の通りとなる。
- Lバッテリー構成(標準):アイドル時約41時間/動画再生時約22.9時間
- Mバッテリー構成(CTOオプション):アイドル時約29.5時間/動画再生時約16時間
本体寸法は約299.9(幅)×210(奥行き)×12.9(厚さ)mmで、重量はLバッテリー構成が約1088g、Mバッテリー構成が約1034gとなる。
LAVIE SOLと同様に、FOXのケース販売サービス「CASEPLAY」において1500種類以上の「着せかえケース」を販売する予定となっている。LAVIE SOL用と比べると、素材の透明度を上げているそうだ
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