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» 2006年08月28日 00時00分 公開

その性能に死角なし――Core 2 Duoを搭載したMCJの最新モデル「MDV ADVANCE 9400ST」(2/3 ページ)

[ITmedia]
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MDV ADVANCE 9400STの実力を探る〜ベンチマーク編〜

 さて、本機最大のトピックはやはりCore 2 Duoを中心とする最新パーツの採用だ。そこで、従来のPentium D搭載モデルに比べ、Core 2 Duoの性能がどれだけ向上したのかを具体的に検証してみたい。

 本機との比較対象として選んだのは、CPUにPentium D 950(3.40GHz)を搭載し、チップセットにIntel 945P Expressを採用した同社の従来モデル「MDV ADVANCE 9310ST」である(この製品は既に販売が終了しており、現在は入手できない)。なお、グラフィックスカードやメモリ、HDDなど、CPUとチップセット以外の基本パーツは性能が同等になるよう統一し、各テストの結果にCPUの性能差が最大限に反映されるよう配慮した。


PCMark05

 まず、PCの各コンポーネントの性能を計測する手段として広く利用されているPCMark05の結果を見ていこう。各コンポーネントのスコアを見ると、メモリを除くすべての項目で、Core 2 Duo E6600を搭載した本機に軍配が上がる結果となった。これを反映して、総合スコアに相当するPCMarksも本機が優秀な結果を残している。

 動作クロックの高速化により性能の向上を狙ったNetBurstアーキテクチャに対し、Core 2 Duoが採用するCoreマイクロアーキテクチャは1クロックあたりの処理性能を強化している(NetBurstが1クロックあたり3つの命令処理を行うのに対し、Coreマイクロアーキテクチャーは4つの命令を同時に処理できる)。このアプローチの違いが、実動作クロックが低いにも関わらずCore 2 Duoのほうが実性能で勝るという逆転現象を招いた理由だ。


3DMark05

 続いて、その名が示すとおり3D描画性能を計測する3DMarkの結果を考察しよう。まず3DMark05だが、総合的な3Dグラフィック性能を示す3DMarksはPentium D 950の勝利となった。とはいえCore 2 Duoとの差は極めて小さく、このテストに関しては、両者の間に性能の差は見られないと結論付けていい。

 総合結果がほぼ等しくなったのは、同じGeForce 7600 GTを採用するグラフィックス機能に性能差がないためだろう。その一方でソフトウェアレンダリングを行なうCPU Testの結果は、Core 2 Duoが大差をつけて勝利しており、ここでもCore 2 Duoの性能の高さが裏付けられている。

 3DMark06は、最低動作条件として動作クロック2.5GHz以上またはモデルナンバーが2500+以上のCPU、1Gバイト以上のメインメモリ、256Mバイト以上のグラフィックメモリを要求する、ハイエンド環境を対象としたベンチマークテストだ。なお、3DMark06は初期設定で解像度が1280×1024ドット(SXGA)に設定されているが、今回は3DMark05およびPCMark05と同じ1024×768ドット(XGA)での計測も行なっている。

 さてテスト結果は総合性能を示す3DMarksでも差がつき、1024×768ドット/1280×1024ドットの双方で、Core 2 Duo搭載機のほうがPentium Dよりも高いスコアとなった。もっとも、グラフィックス性能に関わるテストはここでもほぼ互角となっており、CPUの性能差を示す項目でCore 2 DuoがPentium Dを上回るという傾向は3DMark05と変わらない。

3DMark06(画面左=SXGA/画面右=XGA)。テスト結果を細かく見ていくと拮抗している項目が多いが、ここでもCPU Scoreには差が見られた。MDV ADVANCE 9400STが2064、比較モデルが1695と、性能の開きが明らかに見て取れる

Vana'diel Bench 3

 もう1つ、人気オンラインRPG「Final Fantasy XI」の動作状況を事前に確認できる「Vana'diel Bench 3」を使い、実際の3Dゲームをしているのに近い状況での性能を調べてみよう。

 低解像度モード(Low)では、両機ともにゲーム設定が標準のままで極めて快適にプレイできるとされる「計り知れない(7000以上)」を上回る結果となった。3Dゲームをストレスなくに楽しめるという点では両者とも合格点を与えられる。ただ、スコアを見比べれば、あと1歩で10000に手が届く驚異的な得点を叩き出したMDV ADVANCE 9400STが、8000点弱の従来機を圧倒しているのが分かる。さらにMDV ADVANCE 9400STは高解像度モード(High)すら7700点台半ばのスコアを叩きだしており、Core 2 Duoの優位を見せつけれられた形となった。


CINEBENCH2003

 ベンチマークプログラムを使った検証の最後を飾るのは、3Dレンダリングの速度からCPU性能などを割り出す「CINEBENCH2003」だ。シングルコアとマルチコアでレンダリングを行い、その結果を比較できることから、マルチタスクアプリケーションを利用するさいにCPUコアがどれだけ効率的に稼動しているかを知る目安になる。

 結果を見ると、Pentium D 950を搭載するMDV ADVANCE 9310STは、Single CPU Renderingのスコアが299、Multiple CPU Renderingが562となり、1.88倍の性能向上が見られた。これに対して、Core 2 Duo E6600を搭載するMDV ADVANCE 9400STでは、Single CPU Renderingこそ279だが、Multiple CPU Renderingでは746とPentium Dを大幅に引き離している。また、当然ながらSingle CPUからMultiple CPUへの向上率も2.67倍とPentium Dを上回り、2つのCPUコアを効率よく利用していることが確認できた。これは、Core 2 Duo E6600に搭載される2次キャッシュ容量が、Pentium Dの2Mバイトから4Mバイトに倍増し、さらにこのキャッシュを2つのコアで共有するCoreマイクロアーキテクチャ独自の構造がもたらした結果だ。

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提供:株式会社MCJ
制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2006年12月31日