常に“生活の中心”で ―― EIZO液晶テレビ「FORIS.TV」の“一歩進んだ”楽しみ方(1/2 ページ)

上質な映像と音響を1つのパッケージにまとめたEIZO液晶テレビ「FORIS.TV」。スタンドアローンで“美しく、かつ、多彩に、映像や音響を堪能できる”ことが最大の特長だが、それを“テレビ”としてしか使わないのでは、あまりにももったいない。FORIS.TVの魅力を活かす“一歩進んだ”楽しみ方を考えてみよう。

» 2007年02月20日 13時00分 公開
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“テレビ”としてだけじゃ、あまりにももったいない

 以前、レビュー記事で紹介したとおり、EIZOが世に送り出した液晶テレビ「FORIS.TV」は、さまざまな面で独創性を感じさせる内容に仕上がっている。その筆頭は、上質な映像と音響を1つのパッケージに収めた“スタンディングフォルム”だろう。そのオールインワン製品としての完成度は秀逸で、ともすると、はたして部屋のどこに置こうかとユーザーを悩ませてしまうほどだ。

“スタンディングフォルム”“シンプリーコンプリート”コンセプトを具現化した「FORIS.TV」。左から順に、32V型「SC32XD2」、26V型「SC26XD2」、20V型「SC20XD2」

 一般にテレビは部屋の隅、または壁際に置かれるものだが、それはほかの機器との接続や、設置時の見栄え、実用性を考えてのことだろう。特に最近普及が進んでいるデジタル放送は音質も良いため、外部スピーカー(ミニコンポなども含め)をつないで楽しんでいるユーザーも多いに違いない。しかし、FORIS.TVの場合は、音質の良いデジタル放送を視聴する場合でもアンテナさえつないでやればいいのだ。さらにはDVD観賞だけなら、ケーブル類を一切接続することなく、映像はもちろん、レベルの高い音響までが提供可能だ。

 FORIS.TVの本体はフロアスタンドと組み合わせたスタイルであり、しかも、“背中を見せても”美しさが損なわれないよう考えられている。また、32V型画面の「SC32XD2」では電動/リモートターン機能で左右各30度のスウィーベルに対応。「SC26XD2」と「SC20XD2」は手動ながら360度の回転が可能なので、たとえば部屋の真ん中にぽつんと置いてしまっても、デザイン上の違和感はなく、実用面でも問題はないわけだ。

 要するに、設置場所はユーザーの思うがままに自由に決められるのだが、FORIS.TVの幅広い機能を考えると、役割としての位置は生活の“ど真ん中”ともいえるだろう。

 もちろん、デジタル放送の視聴やDVDでの映画鑑賞など、スタンドアローンで“美しい映像や音響を堪能”できるのが、この製品の最大の特徴だ。しかし、そもそも“テレビ”なのだから、それらはいわば、あって当たり前の能力といえる。音楽ファイルやデジタルカメラの写真、インターネット上の動画といった、いわゆるマルチメディアコンテンツの観賞までも最大限に活用可能だからこそ、FORIS.TVは“新たな時代のテレビ”と呼ぶのにふさわしい製品だといえるのだ。

 FORIS.TVなら、自分たちが普段利用しているさまざまなモノとつなぐことで、それぞれの楽しみ方をもぐっと広げてくれる。ここでは、そんな多彩な楽しみ方を具体的に紹介していこう。

シーン1:携帯電話やiPodに入っている“とっておきの曲”をFORIS.TVで共有する

 いまでは、多くの人が音楽を身につけている。iPodの人気は絶大で、携帯電話による音楽の持ち運びも盛んだ。auに続き、ソフトバンクモバイルやNTTドコモでも「着うたフル」サービスを導入しており、現在では多くの機種で音楽を“1曲まるごと”利用できる。

 FORIS.TVには、HDMIをはじめとする多彩な映像/音声入力端子が用意されているのだが、なかでもユニークなのは「携帯オーディオ入力」だろう。通常、テレビの音声入力端子はビデオデッキやDVDプレーヤーなどからの、いわゆるライン入力を想定している。しかし、この携帯オーディオ入力は、iPodや携帯電話などのヘッドフォン出力との接続を、はなから前提にしたうえで用意されたものだ。

 つまり、入力される音声はボリュームにばらつきがあるわけだが、それを自動的に調整したうえで、テレビ視聴時やほかの外部入力とも音量差が小さくなるよう、バランスをとってくれる。

 いつもは自分が楽しむために懐に忍ばせている“とっておきの曲”を、FORIS.TVを介して家族や仲間、恋人とともに共有するというのは、なかなか洒落た趣向だ。それは単にテレビに外部機器を接続しただけという感覚ではなく、音楽によって人と人とをつなぎ、自分のいまの気持ちや個性をも伝えてくれる。

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提供:株式会社 ナナオ
制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2007年3月31日