第1回“欲しい機能がすべて搭載されていました”――ハイビジョンとの親和性に大満足!「VISEO MDT242WG」モニターリポート(全3回)

三菱電機「VISEO MDT242WG」は、独自の「MPエンジン」によって優れた動画性能を実現した24.1インチワイド液晶ディスプレイだ。その実体に迫るべく、モニター当選者の方にMDT242WGの利用方法と率直な感想を聞いてみた。

» 2008年03月17日 10時00分 公開
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「VISEO MDT242WG」のモニターリポート掲載開始

今回はモニターの日高さんによる「VISEO MDT242WG」体験談を紹介

 2008年1月にPC USERと三菱電機は、「VISEO MDT242WG」のモニター募集を行った。MDT242WGと言えば、豊富なAV入力と高音質スピーカー、リモコンを備えたWUXGA(1920×1200ドット)対応の24.1インチワイド液晶ディスプレイとして、話題の製品だ。独自の動画ブレ抑制技術「MPエンジン」を搭載することから、ゲーム用途を中心に幅広いユーザーに支持されている。その詳細については、こちらの記事でじっくり紹介している。

 さて、今回から3回に分けてMDT242WGのモニターにご協力いただいたユーザーのうち、3人の方の試用リポートをお届けする。1人めは、MDT242WGでさまざまなハイビジョンの映像コンテンツを楽しんでいるという日高さんの体験談を紹介しよう。

 なお、PC USERと三菱電機はモニター募集と同時に、「ハイビジョン時代の液晶ディスプレイ」をテーマにした読者アンケートも実施した。その中で「ハイビジョン時代の液晶ディスプレイに求められる要素」を聞いた内容は、こちらの記事にまとめている。この春に液晶ディスプレイの購入を検討している人は、ぜひチェックしてもらいたい。

ハイビジョン映像を「鑑賞」できるレベルに仕上がっている

――MDT242WGのファーストインプレッションをお聞かせください。

 まずはそのデザインに、スタイリッシュさと高級さを感じました。ディスプレイの角度や高さの調整が自由にでき、画面の高さを机の高さギリギリまで下げられるのがGOODです。そして、実際にいろいろな機器とつないでみると、豊富な入力端子と入力信号に応じた正確な出力結果に驚きました。

――MDT242WGには、どのような機器を接続されているのでしょうか?

日高さんのVISEO MDT242WG接続機器
端子 接続機器
HDMI 1 プレイステーション 3
HDMI 2 DMR-XW300(HDD/DVDレコーダー)
D5 Wii
S-Video プレイステーション 2
DVI-D 自作のデスクトップPC

 私は、ゲーム機やAV機器を中心にいろいろな機器を接続しています(右表参照)。

 HDMIに接続したプレイステーション 3とHDD/DVDレコーダーでは、ハイビジョンの映像コンテンツを楽しんでいます。これまで少し前の46インチ液晶TV(1366×768ドット表示)を使っていたのですが、迫力はあったものの精細さに欠けていました。高解像度化によって、文字などがはっきりと表示され、利便性が向上したと思います。また、リモコンでダイレクトに入力リソースが切り替えられるのはよいですね。あえて言えば、光沢ブラックの本体に見合う、さらに格好いいデザインのリモコンだったら最高でした。

「設定を手軽に変えられるリモコンが付属しているのがいいですね」と日高さん

 HDD/DVDレコーダー経由で地上デジタル放送とBSデジタル放送を視聴してみたところ、さすがに臨場感では最新の大画面液晶TVに若干及ばないところもありますが、PCとの接続に向いたこのサイズのワイド液晶ディスプレイとしては満足できる画質の出来栄えではないでしょうか。WOWOWで放送されていたハイビジョンの映画を表示してみると、情緒ある画質が得られました。

 動画の残像は、MPモードをオンにすることで改善できるのは確認しましたが、通常の映像コンテンツの視聴では使わなくても十分ですね。また、接続したゲーム機で手持ちのゲームタイトルを一通り遊んでみましたが、動画の残像やコントローラーの入力に対しての動作の遅れが気になるようなことはなかったです。音楽系のリズムを取るゲームでも画面の表示と音声がずれることはなく、きちんとプレイできました。

 D5やS-Video入力につないだゲーム機は、アスペクト比が正常に表示されるのが素晴らしいです。細かいところでは、S-Video接続のプレイステーション 2でDVDを再生したときの画質に驚きました。これまでに使ってきた液晶ディスプレイは、アナログ入力の画質がよくないものが多かったのですが、これは十分な画質ですね。また、ピクチャーインピクチャー機能の子画面表示でもアスペクト比16:9の映像が正しく出力されたのに感心しました。以前に使っていた液晶ディスプレイでは、子画面の映像が4:3に縮んでしまっていたのです。

――Blu-ray Discの映画タイトルもMDT242WGで視聴されているそうですね。

 はい。画質モード(DVモード)を「ムービー」にセットして、Blu-ray Discのハイビジョン映像も見ています。映像のトーンとしては、明部のガンマが少し持ち上がっている一方で、暗部の階調については表現力が豊かで、黒付近の色に立体感を感じました。フォーカスが合っていない部分などが「のっぺり」とした1つの階調にならず、奥行きが感じられ、フィルムっぽい質感が出ているのはよかったです。

 Blu-ray Discの視聴においては、映像ソース自体が高精細ということもあるのか、液晶TVと同等と言える表示品質でしたね。単にBlu-ray Discのハイビジョン映像をフルHDの解像度で表示できるというレベルではなく、「鑑賞」を楽しめるレベルに仕上がっていると思います。

「MDT242WGならば間違いなし!」とおすすめしたい

MDT242WGはフォトレタッチにも活躍しているとのこと

――デスクトップPCとも接続されていますが、どのような用途に使われていますか?

 デジタル一眼レフカメラで撮影した子供の写真をフォトレタッチソフトで修正し、印刷するのに活用しています。今まではプリントするときに、ディスプレイの表示色と出力結果が思うように合わなくて苦労していましたが、MDT242WGは色について設定できる項目が多いので、細かく調整が行えるのがいいですね。

 高解像度で画面が広く感じられるのに加えて、今まで使用したどのディスプレイよりも目の負担が少ないと感じました。私の設置環境では画面の下にある明るさセンサが外光に対して影になることがありましたが、自動的に輝度をコントロールできる仕組みが目の疲れを減らしているのだと思います。

――これまでに同じサイズの液晶ディスプレイを使われていたそうですね。

 実はMDT242WGで3台めになりますが、これだけの入力ソースに対応し、正確なアスペクト比が表示できる液晶ディスプレイに出会ったのは初めてです。輝度ムラのなさや入力信号の正確な処理を確認し、飛び抜けてクオリティの高い製品だと感じました。デジタル放送やBlu-ray Discの視聴に関しては、液晶TVクラスと言える画質が確保されているようで、PC向けディスプレイでもあることを思わず忘れるほどです。

 さらに「液晶ディスプレイとして当たり前のことが当たり前にできて、しかもカスタマイズ性が高い」「欲しい機能がすべて搭載されている」「目に対する配慮もなされている」といったところが気に入りました。とにかく液晶ディスプレイを買って色々なことを試したいのだけど、どのような製品を選んでいいのか悩んでいる人がいたら、「MDT242WGならば間違いなし!」とおすすめしたいです。


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提供:三菱電機株式会社
企画:アイティメディア営業本部/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2008年3月31日