ついに「モバイルPC元年」が到来──2010年、モバイルノートPCが劇的に変わった2010インテルCoreプロセッサー・ファミリー、Windows 7、モバイルWiMAX(2/2 ページ)

» 2010年06月30日 10時00分 公開
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“妥協や我慢”から解き放たれる時がついに来た──「WiMAX内蔵PC」で激変したモバイル環境

photo PC各メーカーから、WiMAX+2010 インテル Coreプロセッサー・ファミリー+Windows 7&Office 2010を搭載する「WiMAX内蔵PC」が、続々と発売される

 そんな呪縛から解き放たれる時がようやく来た。“モバイル”は3つの要素の変革で確実に変わる。

 1つ目の要素は2009年7月にサービスが始まった「モバイルWiMAX」だ。モバイルWiMAXを利用する主要サービス「UQ WiMAX」は、最初からデータ通信に特化したワイヤレスインターネット接続サービスであり、受信最大40Mbps/送信最大10Mbps(2010年6月現在 ※表記の通信速度はモバイルWiMAXシステム上の最大速度であり、お客様の実利用速度を示すものではありません)と、家庭内の固定インターネット接続に匹敵する通信速度を実現する。料金は月額380円から(UQ Step)、あるいは完全定額制で月額4480円(UQ Flat)とする、リーズナブルな価格で利用できるのも特徴で、モバイルWiMAX対応エリア内において、その場で契約できるのも大変便利だ(1日単位で利用できる「UQ 1Day」もある)。加えて、3Gデータ通信サービスと異なり、2年間の長期契約(や契約期間内解約による違約金)を求められることもない。

 使い勝手も、今までのワイヤレスインターネット接続の手段とはかなり異なり、「非常に楽」に「今まで“モバイル”を使用していなかった人も簡単に使える」ようになっている。モバイルWiMAXのエリア内で、WiMAX内蔵PCならPCを起動するだけ。USB接続型の端末も、これらをノートPCに取り付けるだけですぐにインターネットを利用できる。つまり「インターネットに接続する」という操作すら必要なく、まるで自宅やオフィスで無線LANを利用する時と同じような感覚で、外出先でも自然にインターネットが使えるようになる。

 “使い始め”も簡単だ。WiMAX内蔵PCを購入したなら、その場ですぐ利用できてしまう。WiMAXサービスエリア内であれば、ほかにインターネット接続手段がなくても大丈夫なのだ。例えば、引越し直後で自宅にインターネット接続手段がない──場合はもちろん、WiMAX内蔵PCを購入した直後に出向いた喫茶店で使い始めることさえ可能だ。「Try WiMAX for PC」で15日間“無料でお試し”できるので、「便利さを知ってから」安心して契約できるのもうれしい。この手段は、今までの通信事業者にはなかったユーザー目線に立ったサービスである。

 加えて、UQ WiMAXは1契約で3台まで複数の機器を登録できる(WiMAX機器追加オプション 月額200円/追加台数)。メインのWiMAX内蔵PC以外に、モバイル無線LANルータ“WiMAX Speed Wi-Fi”端末を追加して、場合によって携帯ゲーム機やiPad用に使い分ける──といった利用方法も、モバイルWiMAXなら「アリ」だ。


photophotophoto 通信インフラのUQ WiMAX、ソフトウェアのマイクロソフト、ハードウェアのインテル。“妥協や我慢”が無縁となる「WiMAX内蔵PC」で、あなたは何ができるようになるか
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 2つ目の要素は、ノートPCに「2010 インテル® Core™ プロセッサー・ファミリー」が投入されたことだ。Core™ iシリーズは好評だったインテル Core 2 Duoプロセッサーより進化したCPUで、メモリコントローラやグラフィックスコアを内蔵することで、処理能力を格段に向上させつつ、省電力性もさらに高められた。もちろん最新のデスクトップPC向けと同じ基本設計を持つ最新のCPUである。

 2010 インテル Core プロセッサー・ファミリーが大きく進化したのは、ノートPCにおいて特に有効な処理能力の向上を実現したことだ。モバイルノートPCはバッテリー動作時間と熱処理が長年の課題であるが、場合によりバッテリー動作時間を犠牲にしても高い処理能力を必要するシーンもある。しかし熱処理はノートPCの本体サイズに直結するので、サイズに余裕のあるデスクトップPCと比べるとどうしても制約が生じてしまう。

 そこで2010 インテル Core プロセッサー・ファミリーのうち、Core i5とCore i7に搭載されたのが「インテル® ターボ・ブースト・テクノロジー」だ。マルチコアCPUはノートPCにも高い性能をもたらすが、アプリケーション側の対応なしには本来の能力を発揮できない。それは複数のコアに効率よく処理を割り振れないためで、Windows XP世代のアプリケーション(特にゲームソフト)でも珍しいことではない。そこで適材適所、必要に応じてノートPCが許容する熱処理能力の範囲内でCPUを高クロックで動作させ、高い性能を発揮させる──のがインテル ターボ・ブースト・テクノロジーだ。これにより、省電力性能と熱処理、そして高速動作を高度に両立できるようになった。

photo Windows 7のデスクトップ画面

 3つめの要素は「Windows® 7」だ。Windows 7は、使い勝手や画面デザインといったユーザーに分かりやすい機能が使いやすく刷新されたことに加え、高度な電力制御機能により、さらなる長時間のバッテリー動作、そして起動、スリープや休止状態からの復帰も劇的に速くなった。WiMAX内蔵PCであれば、瞬時にスリープから復帰しつつ、ほぼ同時に自動的にWiMAXでインターネットにも接続。家庭やオフィスと同じように、外出先でもPCのディスプレイを開くと即インターネットを利用できるようになる。

 このほか、動画のハイビジョン時代に合わせ、最新グラフィックスチップ──例えばCore iシリーズの内蔵グラフィックす機能がもつ動画再生支援機能も標準でサポートし、モバイルノートPCでもフルHDクラスの動画も楽々と再生でき、かつCPUへの負荷を減らすことで動画再生時のバッテリー動作時間の延長にも効果がある。

 また、Windows 7は高速化した固定とモバイル、双方のブロードバンド回線の利用を最初から想定したOSでもある。例えば、コンシューマー向けの機能の1つ「リモートメディアストリーミング」は、外出先からでも簡単かつ安全に自宅PCの動画や写真データの再生が行える(UPnP機能付きのブロードバンドルーターを自宅で利用していれば面倒な設定作業も必要なく利用できる)。家庭内と外出先「どちらも高速」で快適に利用できるようになる、モバイルブロードバンド時代のきわめて特徴的な機能だ。

 ビジネスシーンでの機能は「Direct Access」(Windows 7 Enterprise/Ultimate搭載機能)が便利だ。VPN接続を利用せずとも社内ネットワークに安全にアクセスを可能とし、使用するノートPCがどこでインターネットに接続していても会社のドメインにログオンしているのと同様な環境のため、会社のルールに適応したソフトウェア、セキュリティのアップデートを展開することもできる。基本となるユーザーインタフェースも、目的のファイルや機能に「少ない操作数でたどり着く」ための多数の工夫により、作業効率の大幅向上が大いに期待できる。モバイルブロードバンド環境さえあれば、自宅やオフィス、営業先、喫茶店、図書館などの“利用場所”の垣根をなくしてしまうのがWindows 7なのだ。


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 「モバイルWiMAX」「2010 インテル Coreプロセッサー・ファミリー」「Windows 7」──この3要素は、2010年にモバイルノートPCを購入するユーザーに、とにかく“スピード×スピード×スピード”の相乗効果を生み出す。

 UQ WiMAXの高速モバイル通信は、自宅やオフィス、モバイル環境を問わず「いつでも、どこでも、安価にインターネット」を可能にし、例えばオフィススイート「Office 2010」に備わるオンライン作業環境“Office Web Apps”や“Windows Live”サービスをはじめとするクラウド機能も、この通信環境があってこそ初めて快適に利用できる。Core iシリーズの高い処理能力は、モバイル環境でもハイビジョンクラスの動画編集も容易にこなし、そこにUQ WiMAXの高速通信が組み合わさることで、高解像度の動画のリアルタイム動画の配信でさえも可能にする。そしてWindows 7と新2010 インテル Core プロセッサー・ファミリーの組み合わせにより、小型軽量かつ長時間バッテリーで動作することで能率よく作業できる、モバイル利用に最適なノートPC「WiMAX内蔵PC」が誕生した。

 ようやく、もう“モバイルなら仕方ない”と妥協や我慢をする必要がなくなった。「PC開くと、すぐインターネット」──。小難しかった“モバイル”を、誰もが気軽につかえる環境が整った2010年こそ「真のモバイルPC元年」といえるのである。

photo UQコミュニケーションズ、インテル、マイクロソフトがタッグを組み、「モバイルPC元年」がようやく訪れた(左からUQコミュニケーションズの田中孝司会長、インテルの吉田和正社長、マイクロソフト 代表執行役の樋口泰行社長、UQコミュニケーションズの野坂章雄社長)


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