「モバイルWiMAXって何?」──改めて知ろう、WiMAXの「10のポイント」2010年、真の「モバイルPC元年」到来(3/4 ページ)

» 2010年07月12日 10時00分 公開
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【6】機器の追加も「1契約でOK」──WiMAX内蔵PC+WiMAXルータの使い分けも

photo 1契約で計3台のWiMAX機器を登録でき、利用シーンによって適宜使い分けられる

 UQ WiMAXは「WiMAX機器追加オプション」があるのも、ほかのワイヤレスインターネットサービスと違う点だ。

 WiMAX機器追加オプションは、1つの契約で複数の通信モジュールを利用できるサービスで、1契約あたり最大2台まで同時にWiMAX対応機器を追加登録できる(最初の登録機器と合わせて、計3台まで登録可能)。機器追加料は1台あたり200円/月だ。複数のWiMAX機器から同時には利用できないが、外ではWiMAX内蔵PC、家ではWiMAX Speed Wi-FiでPCやゲーム機で使う──などといった使い分けができる。

 WiMAX内蔵PC以外に、無線LAN機能を搭載するデバイス──例えば家庭用ゲーム機やiPhone/iPad、携帯電話、スマートフォンなども増えてきた現在、WiMAX Speed Wi-Fiのような「モバイルWiMAX通信を複数の機器で共有」できるポータブル無線LANルータも、このWiMAX機器追加オプションで便利に自由に使えるようになる。

 また、この機器追加はオンラインで行える。未契約のWiMAXモジュール内蔵PCや通信モジュールで「WiMAX総合ポータル」に接続し、ユーザーIDの「MyUQ ID」を入力してログインするサービスページより機器を追加でき、その新しい端末も数分後には利用できるようになる。これは、いわゆる機種変更の手続きもオンラインで可能ということでもある。新しい端末を買ったら機器追加を行って、それまで使っていた端末を使用機器から削除するだけだ。

 複数の端末を使い分けられるという点では、端末価格がリーズナブルで「適正」である点も見逃せない。3Gサービスの場合、購入時の価格は安価に見えるが、長期契約や実質の端末代金を含んだ月額料金とすることでその価格になっていることが多い。モバイルWiMAX対応端末であれば、USBやExpress Cards接続タイプで数千円から1万円程度、WiMAX Speed Wi-Fiでも2万円以内で、契約とは関係なしに単体で購入が可能だ。ぜひ、単月契約時の端末価格で見比べてみてほしい。

3カ月間、1年間、2年間契約時におけるトータルコストの一例

 端末価格がリーズナブルな点は、例えば、何らかの理由で短期間だけモバイルインターネットを利用する場合にも大変有効だ。3カ月間、1年間、2年間の契約を例に、端末購入と契約を行うと想定したトータルコストの一例は以下の通りだ。

photophotophoto 通信端末はUSB接続タイプを選択と想定。A社は通信費用に標準ISP料金を含む。端末価格は2010年7月現在の直販もしくは平均的な価格を参考にした。A社、B社ともに長期契約を行わない場合、端末価格や通信料金の割り引きは原則として適用されない

 トータルコストを考えると、より差が分かりやすい。なお、UQ WiMAXは2010年7月1日から8月1日まで、商用サービス開始1周年記念キャンペーン「WiMAXスピードNo.1キャンペーン」と「スピードのりかえキャンペーン」を行っているので、これを有効に利用するとさらにお得に運用できるだろう。


【7】「WiMAX Speed Wi-Fi」──PCだけでなく、ゲーム機もiPadも“モバイルWiMAX”で

photo WiMAX Speed Wi-Fiを導入すると、PCはもちろん、無線LANを搭載する携帯ゲーム機や携帯電話、ポータブル機器でもモバイルWiMAXの高速な通信環境でインターネットを利用できるようになる

 便利で高速なワイヤレスインターネットを、PCだけでなくスマートフォンや家庭用ゲーム機でも利用するシーンが急増している。ワイヤレスインターネットサービスを契約したなら、複数のPCやスマートフォン、ゲーム機でもそれを共有できればと考える人は多いはずだ。

 それを一気に解決するのが「WiMAX Speed Wi-Fi」だ。WiMAX Speed Wi-Fiは、WiMAX対応の無線LANルータ機器を差す、UQコミュニケーションズが提唱する総称。バッテリーを内蔵して持ち運べるポータブル型から、屋内で安定して利用できる据え置き型まで、ニーズや用途に応じた機器がある。ポータブル型ですべてを兼ねることも可能だが、据え置き型は安定して電源を供給できるため無線LANの電波到達距離にメリットがある。

 そしてもちろん、WiMAX Speed WiFiも「機器追加サービス」を利用できる。自宅ではPCや家庭用ゲーム機をWiMAX Speed Wi-Fiの無線LAN接続で利用し、出先では通信モジュール内蔵ノートPCでスマートにインターネットを利用するような使い方も、柔軟に対応できる。モバイル上級者の中には、WiMAX Speed Wi-Fiを(外部バッテリーによる充電環境を確保しつつ)常に持ち歩き、iPhoneを3Gパケット量「ゼロ」でまかなってしまうツワモノもいるようだ。

【8】「サービスエリアは日々拡大中」──すでに全国区、どんどん広がる利用エリア

photo モバイルWiMAX、2010年5月末時点の首都圏サービスエリア。ほぼ全域がオレンジ色の「対応済み」で塗られているのが分かる。自分の家や会社がサービスエリアかどうかは、UQ WiMAXの「サービスエリアマップ」でチェックしてみてほしい

 モバイルWiMAXは2009年7月に正式サービスが始まった新しいサービスということもあり、サービスエリアはまだ狭いと思われがちだ。サービス開始初期に試した人は、特にそう思っているかもしれない。

 しかし、その状況は大きく変わっている。3Gサービスに対する「サービスエリア」の弱点もなくなりつつある。

 設置基地局は、サービス初年度に7013局、2010年6月24日時点で8549局がすでに稼働しており、サービス開始当初は東名阪の都市部のみだったサービスエリアも、47都道府県448市区町村(2010年6月時点)で利用できるようになった(一部のエリアでは、3Gサービスに先んじてサービスエリア化済みの地域もある)。

 あわせて都市部では「開始当初はアンテナ1本のぎりぎりエリアだった場所が、いつの間にかアンテナ5本のバッチリエリアになっていた」などというユーザーの声も聞かれるなど、「屋外ではほぼつながる」ほどにまでカバーエリアが大幅に拡充されている。

 また、屋内施設の電波状況も急速に改善されていくだろう。小型WiMAX電波リピーター(中継器)の設置を2010年内に順次進めていく計画だ(ちなみに、UQコミュニケーションズは屋内利用向けに専用の周波数帯を確保しているため、リピーター設置における自由度が高い特徴がある)。小型WiMAXリピーターは個人向けにも提供される予定。自宅は窓ぎわなど特定の場所でしか使えないといった不便も、これにより大きく解消されるに違いない。

 自宅や会社、および自分の活動エリアがサービスエリアかどうかは、UQ WiMAXの「サービスエリアマップ」でチェックしてみてほしい。「東京都千代田区大手町1-3-1」と、ずばりの住所で調べられるピンポイントエリア判定も便利だ。

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