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» 2010年07月20日 10時00分 公開

2010年、真の「モバイルPC元年」到来:モバイルノートPCにこそ最適な「Windows 7」、その魅力に迫る (4/4)

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【9】最新ハードウェアがWindows 7の魅力を加速

photo 開発コードネーム:Arrandale世代のCore iシリーズの一部では、暗号関連処理を高速に処理できる新命令「AES-NI」に対応する。Windows 7ではこのAES-NIに標準で対応しており、AES-NIをサポートしたCore iシリーズを搭載したPCでは、BitLockerの暗号化などが高速に行なえる

 Windows 7はWindows Vistaをベースに各部の仕様を徹底的に見直し、進化したOSである。そのため、新しいOSでありながら動作が軽く、それほど性能が高くないハードウェアでもそれなりに動作する。しかし、Windows 7には最新の進化したハードウェアを前提に、それを生かすための機能が多く搭載されており、最新のハードウェアで利用することで「さらに利便性が向上」する。

 例えば、インテルのCore プロセッサー・ファミリーがサポートする「インテル ハイパースレッディング(HT)・テクノロジー」がある。Windows 7はこの利用効率を改善する「SMT Parking」という技術を搭載しており、これまでのOSよりもHTテクノロジーによる性能向上率が上昇している。また、同じくCore iシリーズの一部からサポートが始まった新命令「AES-NI」にもWindows 7は標準で対応しており、AES-NIをサポートしたCore iシリーズを搭載したPCならば、前述したBitLockerの暗号化処理などもより高速に行えるようになっている。

 また、Windows 7はAVCHDやH.264を標準サポートするとともに、Windows Media Player 12では動画再生時に、GPUが内蔵する動画再生支援機能に標準で対応する。モバイルノートPCのシステムで例えると、数年前のIntel GM965 Express以前のチップセットに内蔵されるグラフィックス機能(GMA X3000)よりも、強力なHD動画再生支援機能を搭載した現行のCore iシリーズに統合するGPUコア「Intel HD Graphics」で利用するほうが、同じWindows 7でも格段に快適に、少ない消費電力で動画を鑑賞できる。このほか、環境光センサーデバイスも標準でサポートし、周囲の環境光に合わせてディスプレイの輝度を自動的に調整させることで、PCをより低い消費電力で動作させることもできるようになっている。

 最後にもう1つ、Windows 7は、SSDを従来のHDDとは別のデバイスとして扱うようになり、SSDに不要なデータの情報を通知するTrimコマンドもサポートしている。搭載するSSDにも左右されるが、一般的にTrimコマンドを利用することで、SSDを使い込むことにともなって進行する性能劣化を防止できる。

 このように、Windows 7は最新のハードウェアを利用すればさらに快適に、よりよいユーザー体験が得られるポテンシャルを備えている。数年前のPCでもそれなりに高速だが、できれば最新のPCで利用すると「さらに快適になる」ことがお分かりいただけるだろう。

【10】ユーザーそれぞれに合わせた「Windows 7」を用意──最適なエディションを選択しよう

photo Windows 7は、エディション別に搭載機能が異なる。例えば、前述のWindows XP modeを利用するなら「Windows 7 Professional」以上を選択しよう

 Windows 7搭載PCを選ぶ際には、Windows 7のエディションをどれにするか──もポイントだ。最後にこのWindows 7のエディションについて解説しよう。

 Windows 7には、用途に合わせて6つのエディションが用意されている。下位から「Starter」「Home Basic」「Home Premium」「Professional」「Ultimate」「Enterprise」となる。このうち「Home Basic」は新興国市場向けということで日本では提供されないため、実質的には5種類となる。メーカー製のWindows 7搭載PCを購入するなら、おおむね製品コンセプトに合わせたエディションが最初から選択されているが、カスタマイズに対応したモデルなどはエディションの選択ができるようになっており、ビジネスニーズなどでは迷う場面もあるだろう。

 特徴的なのは、Windows 7における上位エディションは下位エディションの機能のすべてを内包すること。先代のWindows Vistaはビジネス向けの「Business」のほうが上位という位置付けでありながら、家庭ユーザー向けの「Home Premium」が備えるMedia Center機能がないなど、それぞれ機能が分かれていたために少し分かりにくい面があった。対してWindows 7のエディション体系は上位と下位がはっきりしていて「自分はこの機能を望むので、これ」と選びやすくなったといえるだろう。

 Starterは低価格PC向けの機能制限版で、主にNetbookなどのミニノートPCにプリインストールされる。低コストで提供されるが、機能は必要最小限で、Windows Aeroが使えないほか、マルチメディア関連機能やTablet関連機能なども省かれる。デスクトップテーマや壁紙の変更なども(OSの機能としては)できない点に注意したい。Home Premiumは家庭用PC向けという位置付けで、Windows 7の特徴的な機能をひととおり網羅している。こちらは「1つの基準」となるエディションといえる。

 Professionalは、Home Premiumが持つ機能に加えて、リモートデスクトップ接続(リモートデスクトップサーバ機能)やWindows XP Mode、Windowsドメインネットワークへの参加機能といった、ビジネスシーンに適するネットワーク関連を強化する機能も追加されたビジネス用PC向けのエディションだ。

 Ultimateは、HDDを暗号化するBitLockerやアプリケーションの起動を制限するApp Lockerといったセキュリティ関連の機能、Direct AccessやBranch CacheといったWindows 2008 Server R2サーバとの連携機能なども含めた全部入りの最上位エディションだ。最後に、Enterpriseはマイクロソフトのソフトウェア アシュアランス契約者・企業にのみ提供される大企業向けのエディションであり、機能はUltimateと同等である。


photo オンライン手続きで上位のエディションへアップグレードできる「Windows Anytime Upgrade」。アップグレードキーのパッケージ販売もされているが、Windows Anytime Upgradeは、クレジットカードがあればオンラインでの決済が可能で、いつでもアップグレードできる

 家庭での利用が中心の一般ユーザーならHome Premiumで十分なことも多いが、業務でも家庭でも、いつでもどこでも自由に使えるモバイルノートPCを導入するなら「Windows 7 Professional」以上を選ぶことを勧めたい。さらに上位のUltimateは、家庭内で何台ものPCを使い分けてシステム管理をしているような上級者に適するだろう。

 なお、上位のエディションにオンラインでの簡単手続きでアップグレードできる「Windows Anytime Upgrade」と呼ぶ手段もある。購入したPCはHome Premiumしか選べなかったが、Professionalにしたい──という場合はこちらを利用するのもいいだろう。


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