業務に「プラス」する、オフィスシーンのタブレット&ビジネスPC活用指南Windowsタブレット「Endeavor TN10E」で実践(2/2 ページ)

» 2014年02月06日 19時00分 公開
[PR/ITmedia]
PR
前のページへ 1|2       

ビジネスタブレットは、メインPCとの連携でより強力な業務ツールに

photo タブレット「Endeavor TN10E」とメインPC「VESA対応一体型キットでディスプレイ裏面へ装着したEndeavor ST170E」の組み合わせ

 では、ビジネスタブレットとメインPCとの使い分け方を実践してみよう。今回は、オフィスのメインPCとして「Endeavor ST170E」(以下、ST170E)を導入しているという設定で、タブレットの「プラスα」の活用を考える。

 例えば、営業業務で商品販促のためのキャンペーンを企画し、取引先にアピールする機会があるとしよう。こちらはメインPCでPowerPointでの企画書を作成し、持ち出したタブレットでは画面を見せながらペーパーレスで説明。ちょっとした修正はその場で作業して提出する──といったシーンが想定される。

 まず、処理性能やキーボード入力環境が優れたメインPCがあるならば、コンテンツの作成はメインPCで行うほうが作業効率が高いのは言うまでもない。メインPCにおいてはクアッドコアCPUや大容量メモリの構成でもオーダーできるST170Eにより、写真や映像素材を使った見栄えがよく、説得力のある資料/企画書も効率よく作ることができる。

 そして、機動力に優れたTN10Eならば、それを身軽に持ち出していつでもどこでもチェックし、後述する“オンラインストレージ”を軸にメインPCと連携するワークスタイルを取り入れると、出先でも同じ作業を継続できるようになる。スタンドになる専用カバーやキーボードもあるので、ちょっとした直しや追記であればアポイント前の喫茶店などで修正作業することも可能だ。

 取引先ではその企画案を企画書を表示しながらタブレットの画面とプロジェクターに表示しながら説明する。TN10Eならば大きな画面、かつ表示が鮮明で視野角も広いうえ、外部ディスプレイ出力端子もしっかり搭載する。目を引くプレゼンテーションスタイルと複数人で画面を見ながらの打ち合わせは極めてスムーズに進むはずだ。オプションのデジタイザーペンを活用すれば、Microsoft Office 2013のインク機能を使い、その場で企画の目玉になる部分を囲みながら強調するといった効果的なアピールもできる。

photo デジタイザーペンとMicrosoft Officeのインク機能を使えば、オフィス文書を蛍光マーカーなどで強調可能。企画の重要部分などをリアルタイムに、効果的にアピールすることができる

 帰社途中で、次回の打ち合わせのイメージにぴったりの参考資料になりそうな題材を見かけた。それならTN10Eのカメラでサッと資料用の写真を撮ろう。TN10Eのアウトカメラは500万画素とかなりハイスペックなので、企画書/プレゼンテーションデータの素材撮影用としても十分使えるはずだ。オフィスに戻り、クラウドストレージに保存された写真をST170Eで参照し、ちょっと加工。PowerPoint文書へ取り込みば、次の打ち合わせ資料はほぼ完成。さらに説得力を強化して、次回の打ち合わせに備えられる。



 このような業務シーンにおいて、タブレットとメインPCを併用する方法で課題になるのが「データの同期」だ。

 資料の写真データやPowerPoint企画書データをPCとタブレット間でコピーする、あるいはmicroSDメモリーカード/USBメモリを経由してコピーする……など、これまでのように単にコピーする方法では、そのうち混乱して、コピーのし忘れや古い内容のファイルと入れ替えてしまうミスをしたり、そのミスを恐れて似たような内容のファイルを乱立させ、余計に効率が悪くなるということになりかねない。

 そこで活用したいのが、Windows 8.1に統合されている純正のオンラインストレージ「SkyDrive(後日、OneDriveに改称予定)」だ。7Gバイト分(2014年2月時点)まで無料で使えるSkyDriveを使えば、ローカルディスクに作成したファイルは自動的に速やかにSkyDriveのオンラインストレージにコピーされ、それがタブレットにも同期される(別途、情報漏えい対策や99.9%の稼働率を保証するサービスレベル契約が含まれる、企業向けサービス「SkyDrive Pro」もある)。単なるコピーと違い、「同期」するのがミソで、PCでもタブレットでも「常に最新状態のファイルにアクセス」できるようになる。

photophoto SkyDriveを使えば、複数デバイスのデータ同期が自動的に速やかに行われ、常に最新のファイルにアクセスできる。SkyDriveのクライアントソフトはWindows 8.1に統合されており、オンラインストレージであるということを意識せずに使うことができる。また、保存したMicrosoft Office 2013のファイルをオンラインで編集・修正できる「Office Web Apps」機能も備えている

 また、作成したファイルはすべてSkyDriveへ置き、PCでも、タブレットでも、この1つのSkyDriveフォルダを参照する使い方もありだ。こちらでも「常に最新状態のファイルにアクセス」することが可能である。ローカルに保存する(同期する)かどうかはファイル/フォルダ個別に指定できるので、仮にインターネット接続できない場所で使用する場合や、タブレット側のストレージ容量が乏しい場合などに応じて柔軟に運用することもできる。このほか、SkyDriveはタブレットで撮影した写真を自動アップロードする機能もある。

photophoto SkyDrive内のファイルは、ファイルごとにオンライン/オフライン利用を選択することができるので、用途やタブレットのストレージ容量など合わせて最適な運用ができる。TN10Eのカメラで撮影した写真は直接オンラインのSkyDriveへ保存することも可能だ
photo 「リモートデスクトップ」機能により、タブレットのTN10EからメインPCであるST170E(画像の小画面)を操作できる

 それぞれを連携するもう1つ手段として、Windows標準の遠隔操作機能「リモートデスクトップ」も便利だ。ProエディションのWindows 8.1/7を搭載したST170Eへネットワーク経由でログインすることで、TN10EでメインPCをリモート操作できる。メインPCにしかインストールされていないアプリを使いたい場合や、メインPCのパワフルな処理性能で重い処理の作業(動画エンコードなど)を任せてしまいたい場合などに有効だ。


photo Microsoftが配布している「Mouse without Borders」を使えば、複数のデバイスで1組のキーボードとマウスを共用できるようになる。マウスのカーソル移動はデュアルディスプレイの画面移動のような感覚で行う。別のデバイスからのファイルコピーや文字列のコピー&ペーストなどの作業も可能だ

 また、メインPCとタブレット、複数台を同時に使用するのであれば、キーボードとマウスは1組で共用してしまう(メインPCのものだけを使用する)方法もより効率が高められる手段だ。例えば、Microsoftが配布している「Mouse without Borders」というフリーソフトウェアにより手軽に実現できる。

 それぞれにこのソフトウェアをインストールし、互いを認証させることで、オフィスに戻ればメインPCのキーボードとマウスをタブレットでも使えるようになるほか、端末をまたいでファイル移動やコピー&ペーストができる。キーボードとマウスの数を減らしたい場合、作業効率を高めるお気に入りのキーボードとマウスを常に使いたいという場合とともに、「あたかも1台のマシン」として活用できるようになる部分が特に有効だ。

ビジネスの現場にジャストフィットするタブレット

photo

 これまで見てきたように、TN10Eは明るく高精細で見やすい画面、ビデオ会議にも素材撮影にも使える高品質デュアルカメラの装備、Windows 8.1(Pro)搭載、活用シーンを広げる充実のオプションなど、オフィスの現場に導入するタブレットに求められる要素を兼ね備えている。これだけの条件をそろえるビジネスタブレットは意外と見つからない。さらに、企業への導入にあたっては、サポート費用を予算化できる定額保守サービスや、導入時のデータ移動や設定作業を代行するキッティングBTOなどのサービスが用意されていることもエプソンダイレクトならではの利点である。

 基本構成価格はWindows 8.1搭載で7万3500円、Windows 8.1 Pro搭載で8万4000円となっている。エプソンダイレクトのWebページでは定額保守サービスの付加やソフトウェア、オプション品の追加などを行った場合の見積もりがその場で行え、そのまま注文もできるようになっている。2014年度用機器としてビジネスタブレットを「プラス」したいと考えるオフィスユーザーは多いはず。同社のサイトで、まずは価格シミュレーションしてみることをおすすめしたい。


前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.


提供:エプソンダイレクト株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2014年2月19日

インフォメーション

【期間限定】今だけ8GBまたは16GBメモリーが≪半額≫!快適な動作環境をお得に実現するチャンス♪

関連リンク

超小型デスクトップPC「ST180E」や、ファンレス設計のタッチパネルPC「TD160E」など…。オフィスクライアントPCとしてだけでなく、サイネージや店舗・受付など、さまざまなシーンでご利用いただけます。