プロクリエイター待望のスーパーマシン「Endeavor Pro8100」登場まさにワークステーション品質(1/4 ページ)

エプソンダイレクトの「Endeavor Pro8100」は、「Haswell-E」の開発コードネームで知られるウルトラハイエンドCPUを採用した最新のタワー型シリーズだ。マニアなコンシューマーユーザーはもちろん、プロのクリエイターやエンジニアをも満足させるワークステーションクオリティのパフォーマンスと信頼性を備えたスーパーマシンの魅力に迫る。

» 2014年11月19日 10時00分 公開
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普通のPCとは次元が違う! Endeavor史上最高のパフォーマンスとクオリティを備えるフラッグシップ

 パフォーマンスを切望しているユーザー、特に映像や音楽の制作、あるいはエンジニアリングデザインなどを手がけているプロのクリエイター、エンジニアの方は、是非注目してほしい。エプソンダイレクトから登場した「Endeavor Pro8100」は、同社PCラインアップの頂点に立つフラッグシップモデルとなるタワー型のシリーズだ。

 「Haswell-E」の開発コードネームで知られるIntel最新のウルトラハイエンドのプラットフォームを採用しつつ、エプソンダイレクト独自のノウハウに基づいてビルドすることにより、一般的なPCとは次元の違うパフォーマンスとクオリティを備えていること、そしてEndeavorシリーズ独自のBTOシステムにより、用途や現場によって異なるニーズに応えられることが大きな特徴だ。

エプソンダイレクトの最新フラッグシップモデル「Endeavor Pro8100」

普通のハイエンドも圧倒する驚愕のパフォーマンス

 次元の違うパフォーマンスとはいったいどれほどのものなのか、まずはそれを見ていただきたい。実際のクリエイティブアプリケーションを利用したテストの結果を見てみよう。

 Endeavor Pro8100は、Endeavorシリーズ独自のBTOシステムによってユーザーがスペックをカスタマイズできるため、評価機の構成もその一例となるが、評価機は性能面では最速に近い構成ということで参考としてほしい。比較対象は、2年ほど前に発売されたハイエンドノートPCだ(2012年中期モデル)。

 比較対象のPCに比べて、PCMark8で1.8倍、3DMarkでは描画負荷が軽めのSkyDiverで8.8倍、より負荷の高いFireStrikeでは7.4倍のスコアだった。3D描画性能の違いが歴然としているが、実際のクリエイティブアプリケーションでも大きな差がついている。

 特にビデオ編集ソフトのAdobe Premiere CC(2014)では大差がついた。テストに利用したプロジェクトは、6本の4K動画をトランジションエフェクトを利用して1本の映像に結合し、BGMを追加する内容で、この映像を4K動画(H.264)で出力する時間を測定したが、比較対象のPCが20分以上も延々と処理を行っているのに対し、Endeavor Pro8100は3分半で処理を終えている。

7本の4K動画(3840×2160/29.97FPS/H.264/MP4)をトランジションエフェクトで結合し、BGMを付けた内容のプロジェクトを1本の4K動画(3840×2160/29.97FPS/H.264/MP4)として出力するのに要した時間

 一方、写真編集ソフトのAdobe Photoshop CC(2012)を利用したテストでは、RAWファイル300枚の現像にかかった時間を計測したが、Endeavor Pro8100は約1/3の時間で終わっている。

300枚のRAW(Nikon D3S/14bit RAW)のホワイトバランスを「昼光」「自動補正」に変更してTIFFに書き出すのに要した時間

 CINEBENCH R15のCGレンダリングテストでもやはり比較対象PCを圧倒し、6.2倍も高いスコアをマークした。比較対象のPCもノートPCとはいえ、クアッドコアCPUを搭載しており、当時のノートPCとしては相当なハイスペックの製品なのだが、まったく問題にせず一蹴している。

 これだけの結果を見ても、画像や映像を扱うプロの現場で大幅に作業時間を短縮できることが分かる。つまり、単純な作業はPCにまかせ、本当にクリエイティビティを発揮したい“作り込み”の部分に多く時間を割けるということだ。

クリエイティブアプリに効く「メニーコア」

 なぜこんなにも性能が違うのか。それはHaswell-Eプラットフォームの構造的なメリット、そしてエプソンダイレクトがそれを最大限に生かせる形で構成していることが大きい。

 大きなアドバンテージの1つが、CPUの「コア」が多いことだ。通常のPCでは、デュアルコア(2コア)、クアッドコア(4コア)といった言葉が使われるが、Endeavor Pro8100が採用するHaswell-EのCore i7-5960X Extreme Editionは、オクタコア(8コア)、BTOで選択できるリーズナブルな「Core i7-5930K」や「Core i7-5820K」でもヘクサコア(6コア)と多くのコアを内蔵している。最近の一般的なPCで使われている開発コードネーム「Haswell Refresh」または「Haswell」で知られる第4世代Coreプロセッサーは、最大でも4コアであり、ここに決定的な違いがある。

Endeavor Pro8100は、通常のPCでは搭載できない8コア/6コアのCPUが選べる。評価機では、Intelのコンシューマ向けCPUの現行最上位モデル「Core i7-5960X Extreme Edition」(8コア)を搭載していた(画面=左)。8コア16スレッドの威力は圧巻。CINEBENCH R15のCGレンダリングも、16エリアで並行してレンダリングが行なわれ、あっという間に終わってしまう(画面=右)

 CPUの「コア」というのは、CPUの中心であり、プログラムから命令を取り込んで演算処理を行なう部分のことで、コアが多くあれば、並行して演算処理をこなすことができる。もっとも、6コアや8コアを生かすにはプログラムの側も並行して演算処理ができるように最適化する必要があるわけだが、クリエイティブツールなど、CPUパワーへの依存度が高いソフトウェアほど、こうした部分は積極的に最適化されており、6コア8コアといったメニーコアのパワーを全開させることができる。逆にいえば、Webブラウズやちょっとした事務処理など、一般ユーザーが行なう日常的な処理では表面化しなかったCPUパワーの差が、クリエイティブアプリでは浮き彫りになるわけだ。

 ちなみに、Haswell-Eでは、Hyper-Threading技術により、1コアに付き2スレッドの同時実行が可能になっている。スレッドとはCPUが実行するプログラム内の命令の単位であり、スレッドを増やすとコアを増やすほどではないが、それに似た効果がある。第4世代Coreプロセッサー最上位モデルの「Core i7-4790K」は4コア8スレッド、Endeavor Pro8100の評価機が搭載する「Core i7-5960X Extreme Edition」は、8コア16スレッド。この8スレッドの差が、特にクリエイティブな作業で次元の違う処理性能の差の主要因になっている。

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