プロクリエイター待望のスーパーマシン「Endeavor Pro8100」登場まさにワークステーション品質(2/4 ページ)

» 2014年11月19日 10時00分 公開
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4K時代に余裕で対応できる大容量メモリを搭載可能

Endeavor Pro8100は、PC4-2133 DIMMを最大で8枚、容量64Gバイトまで搭載できる。評価機は64Gバイト(8Gバイト×8枚)を搭載している。4組のメモリに同時にアクセスするクアッドチャンネルアクセスに対応しており、最大メモリ帯域は第4世代Coreプロセッサーの約2.66倍(68.2Gバイト/秒)にも上る。

 Haswell-Eを採用しているEndeavor Pro8100のもう1つの大きなメリットが、高速なメモリを大容量搭載できることだ。Endeavor Pro8100が採用するマザーボードにはメモリソケットが8本あり、最大で64Gバイトのメモリを搭載できる。

 メモリの重要さはクリエイター、エンジニアの方ならば、常識として備わっているだろうし、身をもって実感していることでもあるだろう。なぜメモリ容量が重要なのか。それはCPUと同等、場合によってはそれ以上に作業効率に直結するからである。

 CPUが処理するプログラムやデータはストレージからメモリーに読み出されて、実行される。メモリが足りなくなると、メモリの空きを確保するために、優先度の低いデータをストレージに書き戻して空きを作る作業(メモリースワップ)が発生する。そのため、メモリが少ないと作業の処理が極端に遅延するし、エラーや強制終了などのトラブルにもつながりやすい。

 そして、扱うデータのサイズが大きくなるほどメモリの消費量は増える。例えば、オブジェクトを配置したりレイヤーを作成すればそのぶん多くのメモリを必要とする。さらにヒストリー(作業の履歴)やスナップショット(作成中のコピー)のキープなどにもメモリが使われる。

 デジタルカメラは年々高画素化が進んでいるし、4K動画が撮れるカメラなども登場してきており、コンテンツの素材となるデータのサイズは大きくなる一方だ。さらに、4K表示に対応したディスプレイも徐々に普及してきているだけに、出力するコンテンツも4Kクオリティが求められるようになってきているだろう。つい1〜2年前までは十分な容量だったのに……と頭を悩ませているクリエイターの方も少なくないと思われる。

 Endeavor Pro8100ならば、64Gバイトものメモリを搭載できる。一般のユーザーの感覚で言えば、64Gバイトというのはもうストレージを連想する容量だろう。Androidのタブレットなら32Gバイト、16Gバイトといった製品も珍しくないし、Windows 8.1タブレットでも64Gバイトが主流だ。

 まさに途方もない容量だが、コンテンツクリエイターにとっては願ってもない仕様だろう。これだけあれば、4Kコンテンツの制作環境もグッと快適になるはずだ。もちろん、BTOでは32Gバイト以下の選択肢も用意されているので、それほどの大容量のメモリは不要だという場合も心配無用である。

 ちなみに、Endeavor Pro8100が搭載するメインメモリは、速度の面でも非常に優れている。Haswell-Eは4組のメモリにアクセスするクアッドチャンネルアクセスに対応しており、最大帯域は68.2Gバイト/秒にも上る。これは第4世代Coreプロセッサーの2.66倍に相当するというから驚きだ。

 通常のPCレベルではメモリの速度差を実感することはあまりないかもしれないが、6コア8コアとなってCPUの処理性能が高速になるとそうはいかない。メモリが遅いとCPUの処理性能にデータの供給が追いつかなくなり、CPUの待ち時間が発生してしまい、大きなロスになる。Endeavor Pro8100ではどの容量を選んでもHaswell-Eの最大メモリパフォーマンスが発揮できるような構成になっている。

左がAdobe Photoshop CC(2014)の環境設定画面、右がAdobe Premiere Pro CC(2014)の環境設定画面だ。どれだけメモリを確保するかを設定する項目が用意されている。プロの方には釈迦に説法だろうが、メモリ容量は作業環境にきわめて甚大な影響がある。64Gバイトのメモリがあれば、ヒストリーも事実上好きなだけ増やすことができるだろう

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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2014年12月2日