エプソンダイレクトから登場したWindowsタブレット「Endeavor TB01S」は、8型IPS液晶を搭載し、Officeをプリインストールしながら税抜き3万円を切るコスパが魅力だ。実際に営業ツールとして活用した結果は……。
エプソンダイレクトから8型IPS液晶ディスプレイを搭載した「Endeavor TB01S」が登場した。
幅124ミリ、重量約350グラムと片手でも楽に持てるスリムかつ軽量なタブレットで、Windows(Windows 8.1 with Bing)、Microsoft Office Home and Business 2013がプリインストールされており、デジタイザペン(細かい描画が可能な精度の高いペン)も標準装備する。
こんなに軽くて小さくて、液晶がきれいで見やすくて、Windows 8.1が動いてMicrosoft Officeも入ってペン対応。しかも価格は税抜きで3万円以下! これはもう理想のお仕事マシンなのではないだろうか? いやいや、結論を出すにはまだ早い。というわけで、アイティメディアの営業部に所属するM谷氏が、実際の業務に導入して使い勝手を試してみた。
場面1:通勤/適応度:★★★★
さっそく通勤時に利用してみた。第一印象は、「軽い!」これに尽きる。なにせ本体重量はたったの350グラムだ。これまで使っていたノートPCと比べると1キロ前後も軽いのだから当然ではあるが、とにかくカバンが軽くて軽くて、足取りも自然に軽くなる。できるだけ体力の消耗を抑えたいビジネスマンにとって、この軽さはありがたい。
そして、片手で持てるサイズ感。これもいい。実のところ、これまで通勤の際にノートPCを開いて見たことは一度もないが、このEndeavor TB01Sならば、スッと取り出して使える。満員電車では難しいが、少し混んでいるというくらいなら、立ったまま使うのに何の支障もない。スマートフォンのテザリング機能やモバイルルーターなどを経由してインターネットに接続すれば、IT系含めたニューサイトのチェック、メールチェックなどができ、時間を効率よく使えるだろう。
もちろん、これらはスマートフォンでもできる。しかし、実際に使ってみると画面の見やすさを改めて感じる。大きいほうが見やすいだろうとは思っていたが、予想以上だ。例えば、Webページは、PC用のサイトがそのまま読める。拡大作業や頻繁なスクロールをせずに無理なく読める大きさでストレスがない。
最近はスマートフォンも大画面化傾向にあるとはいえ、5インチや6インチの画面でPC用のサイトを表示するのは結構つらい。一覧性を上げれば文字が小さくて見にくいし、文字を見やすくすれば頻繁なスクロールが必要だ。小さい画面でも読めるように作られたスマートフォン用のサイトも、やはり見やすいが一覧性はよくない。さらに、ソフトキーボードを表示させても画面がきちんと見えるから、入力もしやすく、ちょっとしたメールの返信なんかも効率よくできる。
何かを思い立って「ちょっと検索したい」「ちょっと見たい」といった時にはスマートフォンのほうが身軽で便利だし、画面の大きさはあまり意識しないが、電子書籍を読んだり、ニュースサイトなどで関連情報を定期的にチェックするなど、ある程度じっくり読む用途では、断然使いやすい。
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提供:エプソンダイレクト株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2015年3月5日