「Endeavor TB01S」は営業マンにとって理想のマシンか?お手軽8型Windowsタブレット(2/5 ページ)

» 2015年02月20日 10時00分 公開
[ITmedia]
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使い慣れたWindows、そしてMicrosoft Officeが使える便利さを実感

場面2:オフィスで事務作業/適応度:★★★

 オフィスでは、普段ノートPCを使って、取引先、および各編集部とメールやSkypeで連絡を取り合って打ち合わせの調整をしたり、社内外向けの依頼書や企画書、あるいは社内向けの申請や手続関連書類、報告書、企画書の作成などを行っている。ここでもタブレットを導入してみた。

 Endeavor TB01Sは、OSに32ビット版Windows 8.1 with Bingを導入しているので、Windowsマシンからのスイッチはスムーズだ。しかも、税抜きで3万円以下の価格からは信じがたいことに、Microsoft Office Home and Business 2013までプリインストールされている。

Endeavor TB01SのプリインストールOSは、32ビット版Windows 8.1 with Bing。Windows 8.1 with Bingは、Microsoftが低価格デバイス向けに戦略的に格安でライセンスを提供しているWindows 8.1であり、Internet Explorer 11のデフォルトの検索エンジンが「Bing」とされている以外は通常のWindows 8.1と変わらない

 当然、Windows 8.1で動作するアプリケーションはそのまま動くから、ソフトウェアの互換性の心配はほとんどない。Microsoft Officeで作成されている社内文書は制作者の意図通りに表示されるし、自分で作成する場合も、ノートPCでの見え方、タブレットでの見え方(ビューワーや互換ソフトなどを利用した際の見え方)を気にする必要がない。こんなに小さいのに、Windows 8.1が動いて、Officeも使えるなんて、時代の進歩を感じる。

 タブレットのデメリットとなりうるのは入力面だが、それも問題はない。Endeavor TB01Sのオプションとして用意されている専用カバーは開くとスタンドになり、同じくオプションではBluetoothキーボードが用意されているので、テキスト入力はスムーズに行える。もちろん、別のBluetooth対応のキーボードやマウスを使うこともできる。

専用カバーを開くと、本体をひっかけて安定させる溝が3本があり、それぞれの溝に合わせることで画面の角度を3種類(110度/120度/130度)に調整できる

社内での会議や打ち合わせもコンパクトにこなせる。タブレットを専用カバーでちょこんと立てて、オプションキーボードで入力する……タブレットと同じようなサイズ感で相性はバッチリ。キビキビとしたクリック感も心地よい

 ただ、ノートPCと比べると、不満な部分もなくはない。最初はあまり感じないが、少し作業が長くなってくると、画面の小ささはやっぱりストレス。タッチ操作のときと違って、キーボード入力時はどうしてもキーボードを手前に置く必要があるため、タブレットはキーボードの奥か、どこか横のあたりに置くことになり、いずれにしても目からの距離は遠くなるからだろう。ただ、micro HDMI出力を装備しているので、社内で使うときはディスプレイを用意し、出力して使うという手はある。

 また、資料の受け渡しなどにちょくちょく使うUSBメモリは、micro USBポートでアダプタを使う必要があることや、写真や動画を扱う際のパフォーマンスもわずかに不足しているのかなと思う。とはいえ、社内での事務処理に関しては、ちょっとした作業なら、Endeavor TB01Sで文句なし!

もしも、ノートPCと使い分けをするなら15.6型ノートPC「Endeavor NJ3900E」がオススメ

 Endeavor NJ3900Eは、15.6型ワイドサイズの大画面液晶ディスプレイ、テンキー付きのキーボード、そして豊富なインタフェースを搭載している。タブレットとの2台持ちが許されるなら、相方にはこんなノートPCが欲しい!!


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