“導入コスト0円”のA3カラー複合機! 「エプソンのスマートチャージ」を導入してみた社内のプリント代をもっと削減したい

「エプソンのスマートチャージ」を利用すると、レーザー複合機に比べてプリントコストを大幅に削減できるらしい。ITmediaで実際に導入し、試してみることにした。

» 2015年09月18日 10時00分 公開
[PR/ITmedia]
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プリントコストを抑えつつ、必要十分な画質や性能も確保したい

 プリンタ/複合機は、ビジネスに欠かせないオフィスIT機器の代表格だ。とはいえ、昨今はクラウドサービスやスマートデバイス(スマートフォン/タブレット)の導入とともに、業務のペーパーレス化を推進し、プリントコストの削減を課題とする企業も多いだろう。かくいうITmediaもそんな1社に当てはまる。

 ITmediaでは社内のペーパーレス化を推進する一方で、配布資料や記事校正などで紙のプリントがまだまだ必要な状況だ。コストダウンを図りつつ、社外にもプリントした紙を配布できる高品質、業務効率に通じる性能や機能は確保したい……そんな相反する要素をうまく両立できるプリンタ/複合機を社内で検討したところ、1つのサービスが有力候補に挙がった。

 それが「エプソンのスマートチャージ」、略して「スマチャ」だ。「導入コストゼロ」「規定枚数まで定額」「手間いらずのオールインワンプラン」といった特長を掲げる新しいタイプのプリントサービスで、2014年8月の開始以降、幅広い業種でジワジワと採用実績が増えていると聞く。

「エプソンのスマートチャージ」ならば、プリントコストを大幅に削減できるらしい……

 スマチャとは具体的に言うと、プリンタもしくは複合機の貸与、インク、保守サービスが月額5000円(税別)からの定額従量料金で利用できるサービスだ。契約すると、コピー、プリント、スキャン、FAXの機能を備えたインクジェット方式のカラープリンタ/複合機がエプソンから貸与され、月々の基本使用料金を支払うことで利用できる。

 プリンタ/複合機本体を買わなくていいので、導入コストがかからないことに加えて、月額の基本使用料金に一定のプリント枚数、インクなどの消耗品、オンサイト保守サービスまで含めたオールインワンのプランとなっているため、設置後の手間も少なくて済みそうだ(機器の導入や搬入を希望する場合は別料金、消耗品に用紙類は含まない)。

 そのコスト削減効果は、一般的な毎秒20枚クラスのレーザー複合機をリースした場合に比べて、TCOで1/2以下に収まるそうで、プリント代の大幅な削減効果が見込める。

 スマチャのプランは、単機能プリンタ/複合機、A3/A4の用紙サイズ、機器の給紙容量、カラー/モノクロのプリント比率によって、計12種類が用意されている。いずれも契約年数は5年で、もし中途解約したい場合は解約金(基本使用料金×契約の残月数×0.9)が発生する点を覚えておきたい。

スマチャのプランは、オフィスのプリントニーズに応じて複数から選べる

 今回ITmediaでは「A3複合機 ベーシック フルカラーB」というプランで契約することに決めた。これは月額基本使用料金が1万円(税別)で、モノクロとカラーを合わせて1000枚までのプリントが可能なプランだ。この枚数を超過した場合は、1枚あたりモノクロ/カラーいずれも5円の追加料金がかかる。月1000〜5000枚程度プリントするオフィス向けコピー機の代替を想定したプランという。

 複合機はカセット2段、最大831枚の給紙(250枚カセット1段、500枚カセット1段、背面MPトレイ80枚、手差し給紙1枚)に対応したモデルで、十分な給紙容量だ。

 今回選択したのは、カラープリントが多いほうがおトクなプランだ。ちなみに、「A3複合機 ベーシック スタンダードB」プランの場合、月額基本使用料金は1万円(税別)と変わらず、モノクロ2000枚、カラー600枚までのプリントが可能で、この枚数を超過した場合は、1枚あたりモノクロ1.5円、カラー5円の追加料金がかかる。モノクロプリントが多いオフィス環境では、こちらのほうが適しているだろう。

ITmediaにスマチャがやってきた!

 さて、契約をしてから10日ほどで、スマチャの複合機がITmediaに搬入された。A3カラー対応の複合機「PX-M7050F」(製品単体で販売中)をベースとして、巨大容量インクを装備するなどの変更をしたスマチャ専用モデルとなる。

 今回は搬入からセットアップまでのサービスも依頼した。その流れは以下の通りだ。

  1. 複合機本体のセットアップ(インクの取り付けなど)
  2. 複合機本体の社内ネットワーク接続
  3. PC1台へのドライバインストール(IPアドレス設定、テスト印刷)
  4. PC1台への管理ツールインストールおよびセットアップ
搬入されたA3カラー複合機。まだ各所にテープが貼ってある。収納時の本体サイズは767(幅)×572(奥行き)×591(高さ)ミリ、重量は約58.8キロ。耐久性は30万枚(毎月5000枚のプリントで5年間利用可能)を実現し、背面に交換式の廃インクボックスを設けるなど、長期利用も考慮した設計だ
インクは水に強く、にじみにくい4色(CMYK)の顔料タイプを採用。約7万5000枚ものプリントが可能な巨大容量のインクパックは、詰め替え用シャンプーの大型版といった見た目だ。毎月約2000枚のプリントで約3年交換不要な計算となる
ボディの左右にカバーがあり、左側面にブラックのインクパックを装着する
右側面にはカラー3色のインクパックを装着する。インクの交換はオンサイト保守サービスで行われるため、通常はユーザーがインク交換をすることはない
インクをセットした後は、プリントヘッドにインクを充てんする作業が発生し、初回は10分程度の所要時間がかかる。プリントエンジンについては、ノズルを高密度化した新型プリントヘッド「PrecisionCore」を採用し、カラー/モノクロともに24ipmのプリント速度を確保している。操作パネルはタッチ対応の5型カラー液晶ディスプレイを搭載し、視認性が高い
セットアップが済んだところで、まずは複合機の情報シートをプリントし、各部の状態をチェックする
問題がないようなので、次は社内ネットワークに接続する設定を行う。複合機本体は有線/無線LANを標準装備しているが、今回は無線LANで接続した。スマートフォンやタブレットからのワイヤレスプリント、さまざまなモバイル/クラウド連携が可能なサービス「Epson Connect」もサポートする
PC1台へのドライバと管理ツールのインストールも難なく終わり、テストプリントを行った様子
その後、複合機の簡単な説明を受けて、セットアップは完了。搬入から1時間半ほどで特に問題なく設置作業は終わった

 これでスマチャを使う準備は整った。大幅なコスト削減とビジネス向け複合機としての高品質はどこまで両立できているのか、実機を設置してみると期待は膨らむばかりだ。

 次回は、実際にITmedia社内でスマチャのA3カラー複合機をしばらく利用した後、スタッフの率直な感想をお届けしたい。

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提供:エプソン販売株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2015年9月30日