ビジネスを華やかに彩る新世代2 in 1「HUAWEI MateBook」徹底レビュースマホ業界からの刺客(2/5 ページ)

» 2016年07月06日 10時00分 公開
[ITmedia]
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ビジネスも快適にこなせるハイパフォーマンス

 見た目だけではなく、ビジネスツールとしての実力面も注目に値する。まず、携帯性の高さが大きな魅力だ。ボディーの具体的なサイズは、約278.8×194.1×6.9mm。狭額縁デザインのため、一般的な12型前後の液晶ディスプレイを搭載するノートPCやタブレットと比べてもフットプリントは一回り小さい。重量は約640g。10型クラスのタブレットに迫っており、携帯性は申し分ない。

 この薄型軽量のボディーに、インテルの第6世代Core Mプロセッサー(開発コード名=Skylake-Y)を採用する。第6世代Coreと同じ構造のCPUコアやGPUコアを搭載しながら、ファンレス運用も可能なTDP 4.5Wを実現しており、本製品もファンレス設計だ。メモリ容量は最大8GB、データストレージは最大256GBのSSDと、タブレットとしてはかなりハイスペックな内容である。メインのビジネスPCとして使えるだけのスペックを備えている。

 その実力は具体的にどのくらいなのか、ベンチマークテストで見ていこう。評価機はCore m5-6Y54、8GBメモリ(LPDDR3-1866)、256GB SSD(SanDisk SD7SN6S256G1027)、Windows 10 Home (64bit)という構成だ。

CPUにはCore m5-6Y54、メモリ8Gバイト(LPDDR3-1866)、データストレージは256GバイトSSD(SanDisk SD7SN6S256G1027)と、重量640グラムの軽量タブレットとしてはかなりハイスペックな内容だ

 Core Mプロセッサー搭載機は、同じCPUを搭載していてもボディーの熱設計などによって実際のパフォーマンスに幅があるのだが、本製品のスコアはきわめて優秀といえる。

 特に、システムの総合的なパフォーマンスを図る実践的なテストであるPCMark 8の各テストでは、Core i5を搭載したより大きな2 in 1デバイスと互角以上のスコアをマークしている。Webブラウザベース(テストではEdgeブラウザを利用)でWebアプリを使って書類操作(暗号処理含む)や写真整理、財務分析などを行なう際のWebXPRT 2015でもCore i5搭載機の90%程度と良好なスコアだ。また、同じ小型軽量のタブレットでも、Atom x5-Z8300搭載機とは、まったく次元の違うパフォーマンスを備えていることが分かる。

CINEBENCH R15の結果

PCMark 8の結果(左からHome、Creative、Work)

WebXPRT 2015の結果

3DMarkの結果(Sky Diver)

各種ベンチマークテストスコアの比較
評価機 MateBook(Core m5-6Y54搭載) 某社Atom x5-Z8300搭載タブレット(10.1型) 某社Core i5-6300U搭載2 in 1(12.3型)
PCMark 8(Home Accelerated 3.0) 2901 1346 2868
PCMark 8(Creative Accelerated 3.0) 3569 3703
PCMark 8(Work Accelerated 2.0) 3816 3566
Web XPRT 2015(Edgeブラウザで実行) 388 114 437
CINEBENCH R15 CPU 225 96 305
CINEBENCH R15 CPU(シングルコア) 112 27 115
3DMark(SkyDiver) 2339 830 3676

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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2016年7月19日