大人のための贅沢PC「Premium-Line」がCore i9でさらに進化（3/3 ページ）
圧巻のパフォーマンスを実証
それではベンチマークテストで性能を確認しよう。評価機のスペックは、CPUがCore i9-7900X、メモリが32GB、データストレージが512GBのM.2 SSD（Intel 600p）、グラフィックスカードがGeForce GTX1060（ASUSTeK STRIX-GTX1060-DC2O6C）、OSがWindows 10 Homeという内容だ。
CINEBENCH R15は、MAXONの3DCGソフト「CINEMA 4D」をベースにしたベンチマークだ。マルチスレッドでCGレンダリングを行なうCPUスコアはなんと「2201」。Core i7-7700Kを搭載したPCだと980〜990程度だから、2倍を軽く超えており、10コア／20スレッドの威力を見せつけている。
続いてCrystalDiskMarkではSSDのパフォーマンスを測定した。Serial ATAのインタフェース上限を大きく超える、PCI Express／NVMe SSDならではのハイスコアをマークしており、高速SSDのパフォーマンスをしっかりと引き出していることが分かる。
定番のベンチマークテストとして、PCMark 10、PCMark 8、3DMarkのテスト結果も掲載した。いずれもハイエンドPCとして文句のないスコアで、OSの日常操作からオフィス系アプリからゲームまで、全方位で高いパフォーマンスを誇っている。
まさしく圧巻といえる高性能だが、同時に動作音の静かさにも驚かされた。テスト中は室温約27度の室内で筆者の足元すぐ正面に設置していた。この位置関係でも、アイドル時はほとんど動作音が聞こえない。空調や他の電子機器をすべて切って、意識すればようやく分かる程度だ。FINAL FANTASY XIV：紅蓮のリベレーターベンチマークの実行中でもエアコンの動作音でかき消えてしまう程度のじんわりとした音にとどまり、ゲームの音を出したらまず気づかない。ベンチマークプログラムを何周かループさせても、大きくなることはなかった。
「本物」の価値を知る方に
ベンチマークテストでは圧倒的なパフォーマンスを実証したが、Premium-Lineの魅力は、パフォーマンスだけにとどまらない。デザイン性、静音性を含めた使い勝手、パーツ単位の品質、長期保証やアップグレードといった独自のサービス、サポートという付加価値が上乗せされている。特に静音性は、パフォーマンスからすると驚きのレベルで、圧倒的な性能を発揮する一方で静かに動作する様子は高級車のようでもある。
Core-Xを搭載するようなウルトラハイエンドのシステムともなれば通常のハイエンドシステムより発熱は高いし、クリエイティブやゲームなど、高負荷を長い時間かける用途に使われることも多いだけに、こうした静音性や長期耐久性はより重要な意味を持つ。
そして、こうしたPCを実現するためのハードルも高く、PC、パーツそれぞれに対する知見が要求される。長年の実績に裏付けられた、たしかなパーツ選定眼を持つサイコムだからこそできたことであろう。こうした付加価値に魅力を感じる方、本物の価値を知る方にぜひ注目してもらいたい1台だ。
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アイティメディア営業企画／制作：ITmedia PC USER 編集部／掲載内容有効期限：2017年8月20日
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