ベンチマークテストで性能をチェックしよう。評価機のスペックは、CPUがCore i7-8700K(全コア4.8GHzにOC)、メモリが64GB、ストレージがIntel 600p(M.2 SSD、PCI Express 3.0 x4)、グラフィックスカードがGeForce GTX 1070 Ti(ASUSTeK ROG-STRIX-GTX1070TI-A8G-GAMING)、OSがWindows 10 Home 64bit(1709)という内容だ。
一部のテストは、UEFIセットアップでOCなしの定格設定でも試してみた。また、比較用に、ゲーミングノートPC(Core i7-7700HQ、メモリ16GB、256GB Serial ATA SSD、GeForce GTX 1050 2GB)のスコアも掲載している。
CINEBENCH R15のスコアは1585で、比較用のゲーミングノートPCの2倍以上、Core i7-8700K定格時よりも約10%高いスコアだ。
Webブラウザやビデオチャットから動画エンコードまで、PCの用途を一通りシミュレートする総合テストのPCMark 10、DirectX 12ベースの3Dベンチマークである3DMark Time Spyでも定格動作時よりもはっきり上のスコアをマークしている。いずれのテストでも比較用PCはぶっちぎっている。
AVX命令が利用されるPremiere Pro CCのエンコードテストは、定格時との差はないが、比較用PCの半分以下の時間で処理を終えている。比較用PCのノートPCとしてはかなりハイスペックな製品だ。こうして比べてみると、いかに本製品が優れているかが分かるだろう。
PUBG(PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS)もプレイしてみた。設定は、1920×1080ピクセル、グラフィックス設定「高」で「SOLO」をプレイしたが、快適にプレイできた。3回プレイしてパラシュート降下後から2分間のフレームレートをFRAPSで計測してみたが、いずれも最小は76〜77fps、平均90〜95fpsだった。
評価機はM.2 SSDにオリジナルヒートシンクを装着した構成だったのでSSDもテストした。結果、TxBENCHを使ってQD4のシーケンシャルリードを5分間連続して行っても性能低下は見られなかった。
サイコムのWebサイトでの標準構成は21万930円(税込)から用意されている。BTOで評価機と同等の構成を見積もると、OS(Windows 10 Home 64bit)込みで31万7310円(税込、送料別)だ。評価機は64GBの大容量メモリを搭載しているため少し高価だが、仮にこれを16GBにすれば、24万6140円とグッとリーズナブルになる。
オーバークロック済みのスペシャルモデルであり、一般的なハイエンドマシンのさらに上を行くパフォーマンスを実現している付加価値を備えていることを考えれば、決して高価過ぎるということはない。
確かなパーツ選定はもちろん、同社のWebサイトでは実際にベンチマークテスト結果を公開し、OC性能をきっちりと提示している点も、実にサイコムらしい、製品に対する自負を感じさせる。
さらに現在は先着30名限定で5000円引きになるキャンペーンを実施中だ。ゲーミングPCのリプレースを検討している方、他人に差をつける高性能PCが欲しい方にとっては願ってもないチャンスだろう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
提供:株式会社サイコム
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2018年2月22日