バッテリー駆動時間はタブレットのみで約7.7〜8.5時間。キーボードユニット接続時は7.4〜8.1時間となっている。
キーボードユニットはセカンドバッテリーを搭載するカスタマイズも用意されており、搭載した場合には、重量が約110g増えるが、約14.4〜15時間のバッテリー駆動が可能になる。セカンドバッテリー搭載時の放電はキーボードから、充電はタブレットから行われる。つまり、タブレットへできるだけバッテリー容量を残すようにふるまう。
また、タブレットのバッテリー容量が少なくなった状態でドッキングすると、キーボード側からタブレット側へ充電する機能も備える。キーボードユニットはモバイルバッテリーとしての役割も兼ねるわけだ。
さらには、USB Type-CはUSB PDに対応しているため、USB PD対応のACアダプターやモバイルバッテリーが利用可能。加えて、USB PD対応でないスマートフォン向け(出力の小さい)ACアダプターや一般的なモバイルバッテリーも補助電力として利用できる「5Vアシスト充電」機能を装備。スマートフォンのACアダプターやモバイルバッテリーはコンビニでも販売されており、いざというときの手段が用意されている安心感は格別だ。
ビジネスで使うモバイルデバイスに欠かせないセキュリティ機能も抜かりはない。Windows 10の生体認証機能「Windows Hello」に対応した生体認証機能は、顔認証ができるIRカメラ(画面上)と指紋センサー(右側面)のどちらも選択可能。
顔認証なら顔を画面に向けるだけ、指紋認証ならセンサー部をサッと触るだけでログインできる。セキュアに保護された環境でデータの漏えいを防ぐとともに、スピーディーなログインを両立できる。
ストレージには、暗号化機能付きSSDも選択可能。BitLockerなどのソフトウェア暗号化と異なり、パフォーマンスも低下しないこと、製品出荷時から暗号化が有効な状態で出荷されるため、初期設定の手間が不要というメリットがある。また、BIOSにストレージ完全消去機能(Phoenix SecureWipe)を搭載し、PC廃棄時にデータが漏えいするリスクもない。
キーボードユニットにはセキュリティロックスロットも搭載。付属のセキュリティロックスロットアダプターを使うことでタブレット側も同時にロックできる。
タブレットとしては異例のオンサイト保守(訪問修理)に対応しているのも特筆できる。通常、高密度実装されたタブレットは、現場での修理が難しく、サービスセンターへ送付してからの修理対応、あるいは新品交換対応が一般的だ。一方、VAIO Pro PAは、設計段階でメンテナンスに配慮した構造を採用することによりオンサイトでの迅速な修理に対応する。ダウンタイムを最小限に抑えられる上、機密情報の入ったタブレットを社外に出すことなく修理対応ができる点でセキュリティ上でもメリットは大きい。
これだけ軽量ながら、堅牢性や信頼性は全く犠牲にしていない。画面のスクラッチ試験やタブレットひねり試験、キーボード水かけ試験、ペン挟み試験などの過酷な試験を実施し、さらにフラップへの加圧試験やヒンジ部の強度を担保するための液晶180度開閉試験も行っている。
こうした試験は同じことを行っても大丈夫だということを保証するものではないとはいえ、耐久性の目安として情報が公開されている点は心強い。ドッキングの接点部には脱着時にセルフクリーニングする仕組みを取り入れ、接点不良を防ぐ工夫がされている。実際に手に持った感触からも、剛性に不安はない。
また、VAIO Pro PAは理想の品質を追求するため、外装などの重要部品は優れた技術を誇る国内メーカーと共同で開発、精度が問われる重要な製造工程についてもVAIO株式会社の長野県安曇野市の工場で行っている。この「MADE IN JAPAN」モデルとして“ビジネスプロフェッショナルの道具”と呼ぶにふさわしい品質と信頼性を担保している。
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