サイコムの「Silent-Master Pro Z390-Mini」は、最新の第9世代CoreとGeForce RTXというイマドキの旬なパーツを使い、無音に近いレベルの優れた静音性を実現したコンパクトデスクトップPCだ。
サイコムの「Silent-Master Pro」シリーズは、高い性能と静音性を高度なレベルで両立させた超静音デスクトップPCだ。単に静音というのではなく、ゲームやクリエイティブにも活用できる高性能を備えること、標準以上の冷却性能を兼ね備えていることがコンセプト。
PCパーツのノウハウを持つ同社が検証を繰り返して厳選し、第三者機関による動作音と温度の検証結果も同社のWebページで詳細に公表している。
そのSilent-Master Proシリーズの最新作である「Silent-Master Pro Z390-Mini」は、microATXフォームファクターを採用した比較的コンパクトなボディーに、第9世代Core、GeForce RTXという今が旬の最新パーツを採用しつつ、「Silent-Master Proクオリティー」の静音性と冷却性能と備えたアッパーミドルのデスクトップPCだ。実際の性能と静音性、使用感はどうか。詳しく見ていこう。
静音性を実現するためには、いかに騒音源からの音を抑えるか、そして発生した音を外部に漏らさないかという2種類のアプローチがある。
前者に大きく貢献しているのが、CPUクーラーの「Noctua NH-U12S」だ。サイドフロータイプのクーラーで、ニッケルメッキ加工が施された6mm径の銅製ヒートパイプを5本使ったヒートシンクに、静圧の高い120mmの冷却ファン「NF-F12 PWM」を採用。第9世代Coreを静音かつ確実に冷却できる。
Noctuaはオーストリアに本拠を置く冷却パーツブランドで、同社の冷却効率の高さは世界中のマニアから強く支持されている。サイコムは選ばれたBTOメーカーとして、同社から直接供給を受けているという。
PCケースにはAntecの「P5」を採用している。こちらは発生した音を外部に漏らさない強力な「遮音性」が特徴だ。サイドに設けた吸気口から背面の排気口へ、ケース内の熱を効率よく排気するエアフローの経路はしっかりと確保した上で、その他の部分はタイトに密閉。側面カバーに吸音シートを貼り、前面ベイの外側にも吸音材を貼ったフロントドアを設けて内部の音をシャットアウトする構造となっている。
このAntec P5は単体の自作パーツとしても販売されているが、サイコムはこれを独自にカスタマイズ。標準装備のケースファンをNoctua製に交換し、静音性、放熱効率を高めている。具体的には、前面の吸気ファンに「Noctua NF-A14 ULN 800rpm」、背面の排気ファンに「Noctua NF-S12A FLX 1200rpm」を組み込んでいる。
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提供:株式会社サイコム
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2019年3月3日