ベンチマークテストの結果を見てみよう。基本システムは、CPUがCore i5-9600K、メモリが32GB(PC4-21300 16GB×2)、グラフィックスカードがGIGABYTEのGV-N2060OC-6GD(GeForce RTX 2060)、500GB SSD(Crucial MX500)、Windows 10 Home 64bit(1809)という構成だ。
CINEBENCH R15のCPUスコアは1071。ミドルレンジCPUだが、IntelのCPUは第8世代Core以降、大幅に性能が向上しているので、2年前のハイエンドCPUであったCore i7-7700Kのスコア(980前後)は軽く上回っている。
GeForce RTX 2060を搭載しているので、リアルタイムレイトレーシングを体験できるのも強みだ。3DMarkのPort Royalを実行してみたが、金属製の戦闘機や壁面に反射している像がカメラワークに合わせてゆっくり動くなど、リアルな描写を体験できる。
FINAL FANTASY XIV:紅蓮のリベレーターベンチマークやPCMark 10などでも高いスコアをマークしており、オフィスはもちろん、ゲーム、クリエイティブ、マルチメディアなど、幅広い用途に対応できるバランスの良いパフォーマンスを持っているといえる。
直販価格は、Core i5-9600K、メモリ4GB、500GB SSD、GeForce GTX 1050 Ti、DVDスーパーマルチドライブ、Windows 10 Home 64bit DSP版といった標準構成で約15万7300円(税込)から用意されている。
ここからBTOで、メモリを32GBに、グラフィックスカードをGeForce RTX 2060(6GB)搭載のGIGABYTEのGV-N2060OC-6GDに変更して評価機と同性能の構成で見積もると、21万6770円(税込み)。メモリを16GBに抑えれば、20万円を切る。
最新世代のCPUと外部GPUならではの高性能とレベルの高い静音性を両立させている付加価値を考えれば、十分納得のいく価格といえる。性能やスペックだけではない、本物の快適さを体感できるリッチなPCを求めている人には注目だ。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2019年3月3日