第9世代Core×GeForce RTX 2060×超静音 「Silent-Master Pro Z390-Mini」がコンパクトなのにすごい!(2/3 ページ)

» 2019年02月25日 10時00分 公開
[PR/ITmedia]
PR

第9世代Coreを中心としたトレンド構成

 システムの中核には、第9世代Coreのプラットフォームを採用している。評価機のCPUは、第9世代CoreのミドルレンジであるCore i5-9600K。NVIDIA GeForce RTX 2060(グラフィックスメモリは6GB)搭載グラフィックスカードを組み合わせている。GeForce RTX 2060は、リアルタイムレイトレーシングやDLSSといった画期的な新機能が楽しめるGeForce RTXシリーズのミドルレンジモデル。自作PC市場、ゲーミングPC市場で人気が高い、今が旬の構成といえる。

 サイコムのPCらしく、BTOで柔軟にカスタマイズが可能だ。CPUは第9世代Coreの最上位であるCore i9-9900Kも選べる。グラフィックスカードは、プロユース向けのGeForce Quadro P1000なども選べるが、GeForceシリーズは評価機のGeForce RTX 2060が最上位グレードだ。

 静音がテーマのPCなので、あまりハイエンドなグラフィックスカードが選べないのは理解できるところ。GeForce RTX 2060もミドルレンジとはいえ3D描画パフォーマンスは一流で、大抵のゲームは快適に楽しめる。

CPU-Zの画面。CPUは第9世代CoreのミドルレンジであるCore i5-9600Kを採用。6コア6スレッドで動作周波数も高く、ゲーミング性能は優秀(画面=左)。GPU-Zの画面。GeForce RTX 2060は、前世代のGeForce GTX 1070 Tiに近い基本描画性能とRTXならではのリアルタイムレイトレーシングやDLSSといった付加価値を備える(画面=右)
評価機のグラフィックスカードは、GIGABYTEのGV-N2060OC-6GD。GeForce RTX 2060(6GB)を搭載した比較的コンパクトなカードだ。負荷が低いときはファンが止まるセミファンレス仕様で、静音性に貢献している

メモリ、ストレージはBTOで柔軟な選択が可能

 メモリはPC4-21300(DDR4-2666)を採用し、最大64GBまでの構成に対応する。6層基板とメジャーチップを搭載した標準メモリの他、Crucial製のゲーミングメモリも選べる。

 データストレージは、M.2 SSD、2.5インチSSD、3.5インチHDDを組み合わせて2基(M.2 SSDは1基)搭載できる。いずれもただ容量が選べるだけでなく、ブランドや型番まで詳細に指定することが可能だ。

 評価機では500GBの2.5インチSSD(Crucial MX500)と500GBの3.5インチHDD(TOSHIBA DT01ACA050)を搭載していた。ヒートシンクを装備しないM.2 SSDの放熱を効率化するためのサイコムオリジナルヒートシンクも用意している。こうした配慮はサイコムならではだ。

 光学ドライブは標準でASUSTeK製のDVDスーパーマルチドライブを搭載している。BTOではBlu-ray Discドライブも選択でき、光学ドライブを搭載しない選択もできる。

ストレージはBTOで豊富な選択肢を用意。高性能なPCI Express SSD用にオリジナルヒートシンクも用意されている

通常のPCとは一線を画す静音性

 Silent-Master Pro Z390-Miniの静音性は使えばすぐに実感できる。机の上に設置した場合(顔の位置が本体前面から40cmほどの位置)でも、アイドル時や低負荷時はほとんど動作音が分からない。空調の音がしない静かな部屋だと、ようやく動作していることが分かる程度だ。前面ドアを開いてみるとそれなりの音でファンが回っているので、ボディーの遮音効果の高さを実感できる。

 高負荷時については、負荷の種類によって変わってくる。CINEBENCH R15などCPU中心の負荷の場合は少し大きくなる程度で、やはり意識しなければはっきりと分からない。一方、ゲームなどグラフィックスカードを中心に大きな負荷がかかる処理だと、さすがに動作音が分かるレベルになるが、それでもかなりマイルドである。

 机の下に設置して使う場合、グラフィックスカードに負荷がかかっていないときは無音と変わらない。ゲームプレイ時は、注意深く意識すれば認識できるが、それ以外は気付かない程度の音に抑えられている。

本体前面から15cmの距離で計測した動作音の実測値(暗騒音:33dB、室温21℃)。低負荷時はHulu動画30分視聴中の最高値だ。高負荷時はFINAL FANTASY XIV:紅蓮のリベレーターベンチマーク(3840×2160ピクセル、最高品質)実行中の最高値を記載
HWiNFOで計測したCPU/GPUの温度。低負荷時はHulu動画30分視聴中の最高値。高負荷時はFINAL FANTASY XIV:紅蓮のリベレーターベンチマーク(3840×2160ピクセル、最高品質)実行中の最高値を記載

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.


提供:株式会社サイコム
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2019年3月3日

関連リンク