CP+2019でRAW現像、写真編集の魅力をアピールしたマウスコンピューター(3/3 ページ)

» 2019年03月15日 10時00分 公開
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プロ写真家の諏訪氏がPhotoshopのテクニックを紹介

 写真家の諏訪光二氏によるハンズオンセミナー「Photoshopを用いた高画質/高品質RAW現像テクニック」では、実際に諏訪氏が行っている現像の初期設定や基本的な作業の流れが紹介された。

 同氏は、Photoshop CCのRAW現像ツール「Camera RAW」を使う際に重要となる設定として「スマートオブジェクトで開く」ことを推奨。こうすることでRAWデータの情報を全て保持したまま加工を進めていくことができ、いつでもCamera RAWに戻って基本補正をやり直せる。もちろん、RAWを直接操作するので画質は劣化しない。

 スマートオブジェクトで開いた写真は、ファイルの保存形式で、Photoshop形式(PSD、またはPSB)を選ぶと、RAWデータを保持したまま保存でき、また後から同じように画質劣化なしの編集が可能だ。

 ただし、セミナーで使用された写真を保存したファイルサイズは500MB以上。「クオリティーを維持したまま高画質の写真を編集可能な状態で保存すればこれくらいはすぐに行く」と諏訪氏。高画素カメラのデータを使い、レイヤーを使っていけば1GB超えはもちろん、2GBを超えることも珍しくはないという。

 「つまり、高性能なPCが必要。高画質かつ高品質なRAW現像をしたければ、高性能なCPUと大量のメモリを搭載してください」(諏訪氏)と主張した。

写真家の諏訪光二氏のセミナー「Photoshopを用いた高画質/高品質RAW現像テクニック」の様子。現像の初期設定や基本的な作業の流れが紹介された
諏訪氏がPhotoshop CC/CameraRAWを利用する時のポイントとして挙げた「CameraRAWの初期設定」(ワークフローオプション)を行う画面
セミナーで使用した写真をPhotoshop形式で保存したときのファイルサイズは500MBを超えていた。「レイヤーを作れば1GBくらいはすぐに行く。高画質高品質な写真編集をしたければ、高性能なPCが必要」と諏訪氏

写真家・諏訪光二氏はなぜDAIVを愛用するのか?

 セミナーの講師である諏訪光二氏は、DAIVシリーズのユーザーであり、最近また1台デスクトップPCを新たに購入したという。セミナー後にインタビューする機会を得たので、なぜDAIVを選ぶのか、伺った。

―― 諏訪さんは最近新しくDAIVシリーズのデスクトップPCを購入されたそうですね。

諏訪氏 はい。これまではDAIV-NG7500シリーズ(現在は後継のNG7510シリーズが販売中)という17.3型液晶ディスプレイを搭載したノートPCを1年半くらい使っていました。最近業務で少しパワーの必要性を感じる場面もあり、速いデスクトップPCの導入を検討していました。タイミングを見計らっていたところ、マウスさんのDAIV-DGX760シリーズにCore i9-9940X(14コア28スレッド)を搭載したモデルが出たので、即決しました。

―― Core i9-9940Xを選んだ理由は? メモリは何GBですか?

諏訪氏 最新世代のCPUであり、14コア28スレッドが魅力でした。どうせなら速いPCが欲しい、長く使いたい、ということもありますので選びました。さらにコアが多いCore i9-9980XE搭載モデルもあるのですが、シングルスレッド性能や価格とのバランスを考えるとこのあたりが良いかなと思っていました。私はG-TechnologyのThunderbolt 3ストレージを使っているので、それを使えることも条件でした。メモリは64GBです。

―― 実際使ってみてどうでしょう?

諏訪氏 いやぁ、快適ですね。ビュンビュンきますよ(笑)。今までのノートPCもまだまだ使える性能だと思っていたのですが、やはりさすがに違いますね。

―― 特にどういう処理で違いを感じますか?

諏訪氏 普段使いからして違いますが、特に大きなサイズのブラシを使用する処理の反応速度で実感できますね。前のも特に遅いと感じていたわけではありませんが、これを使ってしまうと遅いと感じてしまいます。私はシグマのカメラ「sd Quattro H」も使っているのですが、この現像ソフトもかなり重いので、違いが実感できますね。

―― 前のノートPCを1年半使われてきての感想は?

諏訪氏 これも大変気に入っているんですよ。仕事場では外部ディスプレイやストレージを接続して、スタジオやロケではそのまま持ち出してとフルに活用していましたが、トラブルも何もありません。今日も持ってきていますが、こういう講演用やロケ用にまだ活躍してもらいます。

―― 失礼ですが、新しく購入されたDAIV-DGX760シリーズは(マウスコンピューターさんからの提供ではなく)自腹購入されたのでしょうか?

諏訪氏 自腹ですよ。いや、メモリだけ少し速いのにオマケしてもらいましたので、ほぼ自腹です(笑)

―― ということは、前回に続いてマウスコンピューターさんのDAIVを買われたわけですが、その理由は?

諏訪氏 ノートPCを買って気に入っているのが大きな理由ですね。こうしてセミナーをしているからいうわけではありませんが、今WindowsでRAW現像用に導入するPCとして考えると、パフォーマンス、クオリティー、コスト面も含めて、ひいき目なしに見てもイチオシだと思います。

―― 一般の方にRAW現像用マシンとしてお勧めするならどのシリーズを挙げますか?

諏訪氏 予算制限なければ私の購入したDAIV-DGX760シリーズですが、もう少しリーズナブルな選択肢というなら、DAIV-DGZ530シリーズがあります。CPUは8コア以上で、できれば最上位のCore i9-9900K、メモリ容量は32GB以上の構成を勧めます。

 一方、デスクトップPCを置くスペースがないのでノートPCを、ということでしたら、Core i9-9900Kを搭載した新製品(参考展示のDAIV-NG77000シリーズ)があるそうなので、それが理想かもしれません。私が使っているDAIV-NG7500シリーズの後継(DAIV-NG7510シリーズ)も、液晶ディスプレイの品質やインタフェースも含めて良い製品だと思います。

自ら購入したマウスコンピューターのDAIVをメインPCとして愛用している諏訪光二氏
諏訪氏を含めた4人の写真家が運営に参加しているWebサイト「https://kittgogo.com/」。「WindowsでThunderbolt 3機器の認識を速くする方法」など、諏訪氏ならではのマニアックな記事も投稿されている
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提供:株式会社マウスコンピューター
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2019年3月22日