これまで見てきたように、その歴史の中で数々の名作を生み出してきたdynabookブランド。そのブランド30年周年を記念して発売された「dynabook G」シリーズは、「The Note PC」をコンセプトに「“これぞノートPC”と呼ばれることを目指した」という意欲作だ。dynabook Gシリーズの「G」は、「正真正銘の」「本物の」といった意味がある英語の「Genuine」に由来するという。
その内容は、13.3型液晶ディスプレイを搭載し、薄さ約17.9mm、重量が約779gの超薄型軽量モバイルノートPCだ。“超”のつく薄型軽量ボディーながら高い堅牢性、長時間のバッテリー駆動時間、そして使い勝手にも妥協しない、ブランドの伝統が感じられる製品となっている。
ボディーの具体的なサイズは、約308.8(幅)×211.6(奥行き)×17.9(厚さ)mmで、重量は約779gだ(G6とG5のみ。G8とG7は約859g)。
13型クラスの画面を搭載したモバイルノートPCとして最軽量クラスを実現しており、初めて持ってみた時は中身が入っていない、いわゆるモックアップかと思うほどの軽さに驚かされる。
マチ幅が狭いブリーフケースタイプのビジネスバッグにもすっきりと収まるスリムさで、軽量なため型崩れの不安も少ない。何より長い時間携帯しても体への負担が少なく、アクティブなビジネスパーソンはもちろん、学生、女性にも向いているだろう。
薄型軽量ながら、バッテリー駆動時間を犠牲にしていない点も見逃せない。dynabook Gシリーズでは、省電力に有利なIGZO液晶ディスプレイの採用と、大容量バッテリーの装備により、長時間のバッテリー駆動時間を実現している。
公称のバッテリー駆動時間は、軽量モデルのG6とG5で約9.5時間※1 だ。Core™ i7-8550U搭載のG8およびG7(約859g)は大容量バッテリーを搭載しており、最長で約19時間※1 もの長時間駆動が可能だ。
モバイルPCはバッテリーがなくなってしまうとただの重りになってしまうだけに、長時間駆動が行える点は大きい。さらに、ACアダプターも小型軽量で、本体と一緒に携帯することが苦にならない。出張や旅行の際でも身軽さを失わずに安心して使うことができる。
薄型軽量のモバイルPCはどこにでも気軽に持ち出せるが、そのぶん振動や衝撃を受ける機会も多い。車や電車に揺られたり、バッグから取り出して使う時に机などに少し強めに当たってしまったりなどはしょっちゅうだろう。モバイルPCは据え置きで使うPC以上に高い堅牢性が求められる。
dynabook Gシリーズでは、設計段階から薄型軽量と堅牢性を両立させることを最重要課題とし、さまざまな技術を導入している。ボディー素材には軽量で剛性も高いマグネシウム合金を採用。長年培ってきた高密度実装技術をさらに深化させることで基板を小型・軽量化している。
さらに部品やコネクター配置を最適化することで設置面積を0.1mm単位で調整するとともに、堅牢性を担保するためのさまざまなシミュレーションを実施。得られたデータを生かして本体構造を徹底的に見直し、剛性をアップしている。
耐久試験として、世界でも厳しい品質基準として知られるアメリカ国防総省制定「MIL規格(MIL-STD-810G)」に準拠した10項目の耐久テストを実施済みだ。底面方向だけでなく、各面、辺、角の26方向から落として動作確認をする76cm落下テストの他、PC全体に60Gがかかる落下を再現した試験も行っている。さらに粉じん、高度(気圧)、高温、低温、温度変化、湿度、振動、衝撃、太陽光照射といったさまざまなシーンでのトラブルを想定した耐久テストをクリアしているのが心強い。
さらに厳格な試験を実施することで知られるドイツの第三者認証機関「TUV Rheinland Japan(テュフ ラインランド ジャパン)」の確認のもと、200kgf面加圧テスト、76cm落下テストを実施。高加速寿命試験(HALT)、独自の押圧や防滴試験なども行い、日常生活で使う上で安心といえる強度を担保している。
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提供:Dynabook株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2019年6月30日