2in1 PCはペンやタッチ操作に対応することで、ビジネスや教育現場、勉学の能率アップに役立つデバイスとして人気を集めている。マウスコンピューターの「m-Book U400S」は、高性能にもかかわらずファンレスで動作音を気にせず利用できる上に、長時間のバッテリー駆動に対応した注目の1台だ。
あるときはタッチ操作やペンが使えるタブレットとして、あるときはノートPCとして、あるいはテントモードで動画や写真の閲覧と、場面に合わせてカタチを変えて使えるのが、コンバーチブルスタイルの2in1デバイスならではの特徴だ。メモやノートといったアナログツールからのシームレスな移行が容易で、複数人での共同作業や情報共有の際に重宝する。そのため、ビジネスの営業力アップ、教育、勉学の能率アップの特効薬として注目されている。
マウスコンピューターから登場した「m-Book U400S」は、第8世代Coreプロセッサを備えた14型液晶ディスプレイ採用の薄型軽量2in1コンバーチブルPCだ。
本製品は、その2in1 PCとしての特徴に加え、14型という大画面と高性能なクアッドコアCPUを搭載しながら、扱いやすいファンレス設計の導入、運用に便利なUSB Type-Cエコシステムに対応しているというセールスポイントがある。
しかも、価格は税別13万9800円からとリーズナブルだ。見どころ満載の製品だが、実際の使い勝手やパフォーマンスはどうなのだろうか。じっくりと見ていこう。
金属製のボディーは、シンプルでフラットなフォルムが目立つ。トップカバーやパームレストは粗めのヘアライン加工で仕上げられており、非常に上質感がある。がっしりとした剛性感もあり、薄型でもけんろう性に不安は感じない。
ボディーのサイズは、約322.8(幅)×218(奥行き)×16.8(厚さ)mm、重量は約1.5kgだ。14型液晶ディスプレイを搭載しているが、画面の上や左右を細く切り詰めた狭額縁デザインを採用しており、サイズ感としては、従来の13型クラスのPCに近い。
本製品は360度回転ヒンジを搭載しており、液晶ディスプレイの角度を自由に変更して、さまざまなスタイルで活用できる。
通常のクラムシェル型ノートPCと同じ状態で使えるのはもちろん、画面を上にして折りたためばタブレットとして使うことができる。タブレットスタイルは電車などで立ったまま使う時や、ペンで添削したり、注釈を入れたりしたいときなどに便利だ。
そして、その中間のスタイルでも利用できる。一般に「テント」「スタンド」などと呼ばれるが、どちらのスタイルでも安定した設置が可能だ。
これらのスタイルでは、別途スタンドを使うことなく、画面のみを見る人に向けることができる。キーボードが手前にないだけでかなり印象が違い、画面の中のコンテンツに集中できる。画面の情報を他人に見せたい時、複数人で共有したい時、あるいはリラックスして動画を楽しみたい時などに便利だ。
薄型軽量でも、バッテリー容量を犠牲にしていない。公称の駆動時間は約16.4時間(JEITAバッテリ動作時間測定法 Ver.2.0)と、モバイルで持ち歩いても1日余裕を持って使えるだけの性能を確保している。
バッテリーの充電端子は、USB Type-C(USB Power Delivery対応)を利用する。左側面にUSB Type-Cポートが2基あるが、奥側の端子がUSB PD対応で、DisplayPort Alt Modeでのディスプレイ出力にも対応する。
通信機能は、Intelの通信モジュール「Wireless-AC 9560」を搭載しており、IEEE802.11abgn、ac対応の高速無線LAN(最大1.73Gbps)、Bluetooth 5.0をサポートする。
付属のACアダプターは45W仕様だ。いざという時に、汎用のUSB PD対応ACアダプターやモバイルバッテリーも利用できる安心感は大きい。
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提供:株式会社マウスコンピューター
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2019年7月18日