バッテリー(容量は7.6V 5020mAh)の公称駆動時間は約10時間と、ビジネスタイムを十分にカバーする。
ユーザーが着脱可能なカートリッジ式バッテリーを採用しているのも見逃せない。電源がとれない場所でも、スペアのバッテリーを持ち運ぶことでさらなる駆動時間の延長に対応する。
バッテリーが劣化したり、故障したりした際にもバッテリーだけを交換すればよいので、修理に出す手間や時間的ロスがなく対応できるのもありがたい。
最近の薄型モバイルノートPCはビジネス向けでもバッテリーの着脱ができない製品が多くなっているだけに、これだけの軽量なボディーと着脱可能な構造を両立させているレッツノートQVシリーズは貴重な存在だ。
さらに、本体にはUSB Power Delivery(USB PD)に対応したThunderbolt 3(USB Type-C)ポートを装備しており、市販のUSB PD対応ACアダプターやモバイルバッテリーを使っての充電も可能だ。ACアダプターの紛失時など、いざという時に入手性の良い汎用品を使える点はとても心強い。
ボディーの左側面には、USB PDやThunderbolt™ 3に対応したUSB3.1 Type-Cポートを搭載する。USB機器の接続、機器の接続、ディスプレイへの出力、PCの充電、周辺機器(スマートフォンやモバイルディスプレイなど)への給電といった多用途をこの1つのポートだけで利用できる。
このUSB Type-Cの多用途性を活用した外付けの液晶ディスプレイやモバイルディスプレイも最近増えてきており、ケーブル1本でスマートな運用が行える。USB PDにも対応しているので、市販のUSB PD対応ACアダプターやモバイルバッテリーが利用可能だ。
USB3.0 Type-Aポートを3基装備する他、今でもビジネスの現場で需要の高い有線LAN、HDMI出力、アナログRGB出力(D-Sub 15ピン)に加え、省略されやすいSDメモリーカードスロットを搭載しているのも見逃せない。
画面解像度2880×1920ピクセルに対応した12型液晶ディスプレイは、高精細(約288ppi)な表示を実現している。
画面の横縦比が、3:2である点もポイントだ。A4サイズ(横縦比1.41:1)の比率に近く、一般的なフルHD解像度(1920×1080ピクセル、横縦比16:9)より相対的に大きく表示できる。情報量はフルHDの約2.7倍となり、特に縦の情報量が多いため、Webサイトなどの一覧性もよい。
キーボードはアイソレーションタイプを採用。横のキーピッチは約19mmと広く、キーストロークも約2mmと薄型モデルとしてはかなり深く確保している。誤入力が少ないリーフ型のキートップ、カーソルキーの独立配置、円周をなぞってスクロールできるホイールパッド、片手でCtrl+Alt+Delを入力できる機能など、従来のこだわりも継承している。
液晶ディスプレイはタッチパネルを搭載しており、画面に直接触れて操作できる他、筆圧検知に対応した別売のアクティブペンによる操作にも対応しており、タブレットとしても使える特徴を持つ。
画面を360度開いて畳んだタブレットモードは、タッチ操作やペンを使いたい時に便利だ。座る場所がなく立って使う場合や、あまり机が広くない場合など、キーボードが使えないような場所や状況でもタッチやペンなら操作しやすい。商談などで相手に画面を見せたい場合にも重宝する。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2019年11月17日