マウスコンピューターが「Unity推奨PC」で学校や教育機関を支援する理由(3/3 ページ)

» 2019年10月29日 10時00分 公開
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PCに慣れ親しんでもらい、業界の活性化に貢献したい

――ゲーミングPCの「G-Tune」とクリエイター向けの「DAIV」という、2つのブランドが入っていますね

安田氏:これは意図的に混在させています。Unityはゲーム開発のイメージが強いですが、最近では設計やアニメーション、インタラクティブなビジュアルコンテンツ全般の制作にも活躍の場が広がっています。ゲーミングブランドのG-Tuneだけでなく、クリエイター向けのDAIVも加えた方が、お客さまにも分かりやすいと思いまして、こういった構成になりました。

Unity推奨PC 今回の推奨PCでは最上位モデルとなる「DAIV-DGZ530H4-M2S5」。CPUは8コア16スレッドのCore i9-9900K、GPUにGeForce RTX 2060 SUPERと豪華な構成だ。もちろん、スペックのカスタマイズもできる

――こちらは、先日行われたUniteにも展示されたそうですね

安田氏:非常に興味を持っていただけまして、お声がけをたくさんいただきました。教育関係者の方からは具体的な導入まで踏み込んだご相談もいただくなど、需要の高さを改めて実感しました。

――Uniteへの参加はどのような意図で?

安田氏:私たちがUniteのような開発者さんが集まるイベントに参加したのは当時初めてだったのですが、その視点や注目されるポイントが一般のイベントとは全然違うことに驚きました。PCの展示にしても、何がどこまでできるのか、どういう可能性があるか、どんどん突き詰めたことをいただきまして、これは新しい知見が得られるなと思い、2015年から続けています。

――出展というのはどういった内容ですか?

安田氏:基本的にはハイスペックPCを展示するのですが、Unityを使っている企業さんと協力して、VRや建築系のビジュアライゼーションなどのデモを行っています。2019年については、ユニティちゃんの生みの親であるデザイナーの京野光平氏をお招きして、3Dモデリングの実演などをしていただきました。また、今回はちょうど発表のタイミングが重なったUnity推奨PCも展示しています。

――マウスコンピューターさんは、Uniteの他にもさまざまなイベントで機材協力をされています。時間もコストもかかると思うのですが、その狙いは?

安田氏:ゲーム系のイベントも含めまして、当社には機材協力用のPCやモニターを常備しています。それぞれ60台以上と数も十分に用意していますので、急なご依頼や、どういうスペックが欲しいという要望にも応えられるような体制にしています。狙いとしては、ブランドの認知という面もありますが、こうしたイベントを通じて、PCでいろんなことができるということを知ってもらいたい、こういったイベントを通じてPCに慣れ親しんでもらいたいというのが狙いです。

――今後の展開について、それぞれ教えてください

石井氏:推奨PCに関しては、毎年アップデートしていきたいと考えています。開発トレンド、技術トレンドなども変わりますので、1回基準を作って終わりではなく、毎年更新していくのがよいと考えています。また、推奨PCとともに、学習教材セット(ドキュメントとプロジェクトファイル)など、学習支援用のコンテンツを準備して提供するといったようなことも考えています。

 Unity全体については、まだ草案程度の段階なのですが、Unity専用トレーニングルームを作りたいという思いがあります。Unityのスキルを持って、Unityを教えてくださっている「Unity認定インストラクター」という方々がいるのですが、そうした方々がもっと活躍できる場を当社の方で用意していきたいという構想を持っています。

安田氏:今回の推奨PCは学生さん向けですが、今後はプロの方向けのPCも提案していきたいと考えています。Uniteへの機材協力や出展も続けていきたいですね。PCでUnityを使えばこんなことができる、PCがあればこんなことができるということを伝えていきたいですし、それがPC業界全体の活性化にもつながると考えています。

Unity推奨PC マウスコンピューターのPCを手にする石井勇一氏(左)と安田祐三郎氏(右)
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提供:株式会社マウスコンピューター
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2019年11月4日