業務の効率化や生産性能向上といった働き方改革の中で、注目を集めているのが液晶ディスプレイだ。ノートPCに追加する外付けディスプレイとして、デスクトップPCでは手頃なデュアルディスプレイを実現する存在として欠かせないデバイスだ。そういった用途に最適なモデルを紹介しよう。
働き方改革が進む中、オフィスでのキーデバイスとして外付けディスプレイが注目されている。多様な働き場所、働き方を実現するために持ち運びができるノートPCの支給が増えているが、オフィスでの作業においては、デスクトップPCに比べてノートPCの小さい画面では作業効率では不利で、肩こりや眼精疲労の原因にもなる。外付けのディスプレイを導入すれば、大きな画面で作業でき、理想的な姿勢も保ちやすく、作業効率の低下も疲労の蓄積も防げるというわけだ。
最近では特に、ノートPCやデスクトップPCを問わず、外付けディスプレイを2台利用したデュアルディスプレイ環境の導入が進んでいる。画面を2つ使えば、表示サイズを小さくせずに作業領域を広げることができるため、WebサイトやPDF資料などを見ながら入力作業を行うような場合にウインドウを切り替えずに扱える。こうしたデータ入力、執筆作業を日常的に行う業務における作業効率アップ、生産性向上に非常に有効であるのは疑いのないところだ。
では、デュアルディスプレイ環境を意識して導入するならば、どんな製品が良いのだろうか。表示品質以外にも、導入コスト、省スペース性など、考えるべきポイントは多々ある。そこでお勧めしたい製品が、マウスコンピューターのiiyamaブランドで発売されている23.8型液晶ディスプレイ「ProLite XUB2493HS-3」と21.5型「ProLite XUB2292HS」だ。具体的にどの部分が優れているのか、これから詳しく見ていこう。
ProLite XUB2493HS-3は、「ウルトラスリムパネル」と呼ばれる狭額縁デザインを採用した23.8型の液晶ディスプレイだ。画面の上と画面左右の非表示部の幅をわずか約6.5mm(ベゼル幅3.5mm)に統一している。
画面の大きさに対して非表示部が非常に小さいため、すっきりとしていて見た目の印象がいい。画面を表示させるとほぼフレームレス、全面が画面のように見えるので、表示されているアプリケーションやコンテンツへの没入感が高く、作業に集中することができる。
ウルトラスリムパネルは、省スペース性の面でも大きなメリットだ。ボディーの具体的なサイズは、540.5(幅)×210(奥行き)×366〜496(高さ)mmで、重量はスタンド含めて約5.4kgと扱いやすい。
この省スペース性は、左右に2枚並べたデュアルディスプレイ環境でより大きな効果として実感できる。2台の境界も狭いため、画面をまたぐ移動の違和感が最小限に抑えられ、境界をまたいで表示するコンテンツもシームレスに表示可能だ。
可動域の広い新設計スタンドを備える点も、ProLite XUB2493HS-3の特徴の1つだ。昇降幅は130mm、左右45度のスイベルが行え、画面の角度も27度(上方向22度から下方向5度)の範囲内で調整できる。縦位置表示が実現するピボット機能も備えている。
台座部分が小さいので、机上での圧迫感が少なく、有効にスペースを活用できる。また、見やすい高さや角度を柔軟に調整できるのは、疲労軽減において大きなメリットだ。画面の高さは首や肩への負担にも影響するので、柔軟に調整できるのはありがたい。
映像入力は、3系統入力に対応する。DisplayPort/HDMI/D-Sub 15ピンと新旧のPCで標準的に使われている端子を備える。また、画面の背面には、出力2W×2のステレオスピーカーを内蔵する。音声入力/ヘッドフォン出力端子も装備している。
続いて、表示品質をチェックしよう。
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提供:株式会社マウスコンピューター
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2019年12月5日