続いて、仕事中の“サウンド”に注目してみよう。
自宅やオフィスからWeb会議を行う際に、音にまつわる課題は意外と多い。挙げたらキリがない、という人もいるだろう。
特にノートPCだけを使ってWeb会議をする場合は、円滑なコミュニケーションに支障をきたすトラブルの発生確率は高い。例えば、内蔵スピーカーは位置や設計次第で音がこもって聞き取りづらいことがある。内蔵マイクに関しても、キーを打ち込む音が大きく入ることがよくある。複数人で同じ場所からWeb会議をする場合にも、位置関係次第で一部の人の声が伝わりづらくなったりしがちだ。
「ヘッドセットを使えばいい」と思うかもしれないが、会議の頻度が多かったり、1つの会議の時間が長かったりすると、耳に疲労がたまってしまう。「テレワークの普及で外耳道炎や外耳道真菌症が増えた」という話は、どこかで聞いたこともあるだろう。
自宅からWeb会議に参加する場合には、宅配便や郵便物の受け取りなど、急な来客も珍しくない。素早くミュートに切り替えたくても、Web会議アプリのUIではスムーズに操作できなかった、ということもありがちだ。
こうした課題をまとめて解決できるのが、デル・テクノロジーズのモバイルアダプタースピーカーフォン「MH3021P」だ。この製品はWeb会議で便利なスピーカーマイクとUSB Type-C変換アダプターを一体化した“アイデア商品”である。
まず、MH3021PはPCに接続して使う「スピーカーフォン」である。PCとの接続は、USB Type-Cケーブルを使って行う。
MH3021Pのスピーカーは上面にあるため、位置による聞き取りづらさを解消できる。加えて、マイクは全指向性のものを備えているため、会議室に複数人が集まって行う会議にも便利に使える。
さらに、Web会議アプリで利用できる各種操作ボタンも備えている。マイクミュートのオン/オフをワンタッチで切り替えたり、音量の上げ下げをしたりすることはもちろん、「Zoom」「Skype for Business」なら着信と終話もボタン操作で行える。スピーカーの音量を見やすいLEDで分かりやすく表示してくれるのも、うれしいポイントだ。
とりわけ、Zoomアプリでは公式認証を取得していることから、安心して使えるだろう。
そしてMH3021PはUSB Type-C変換アダプターとしても利用できる。ポート類はUSB 3.1 Type-A端子×2、USB 3.1 Type-C端子とHDMI出力を備えている。
USB 3.1 Type-C端子はUSB PDによる電源入力にも対応しており、USB PD対応ノートPCへのパススルー給電も可能だ(※2)。さらに、USB 3.1 Type-C端子はDisplayPort Alternate Modeのパススルーにも対応している。
インタフェース類が少ないノートPCで運用する場合も、便利に使えることは魅力といえる。
(※2)USB PD電源を接続した場合、MH3021P自身で15Wを消費します。PC側が必要とする電力量より15W多い電源を用意してください
MH3021Pのサイズは119(直径)×32(厚さ)mm、重量は約216gと、持ち運びやすい。持ち運び用のポーチも付属している。
Web会議用に複数の会議室で共用したり、自宅でより高品質なWeb会議をするために持ち帰ったり……という使い方もできる。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2021年1月22日